仕事が多忙で、暑さでダメージを受け、カラダがもちましぇ~ん。
1日10時間近い勤務が20日近く連続、新型コロナの影響で猛暑の中で窓を少し開けて仕事せざるを得ないので、室内は33℃に達する時間もあります。うぎゃー、あと2日、がんばるぞぉ。
そのため久々の記事になります。
↑写真は、一押しの凄腕アテンダントさんが、ドラを鳴らして発車の合図をする光景。
前回は、「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」の下り・立志の抄の「おもてなし」についてまとめました。
今回は、上り・開花の抄について。
★窪川駅の販売
「開花の抄」が発車する窪川駅では、コーヒーの配布の他に、特産物の販売も行っています。
改札を通ってすぐに、テーブルの上に特産物が並んでいます。
塩キャラメル700円、仁井田米360円、コーヒー豆1080円、土佐久礼太陽塩600~700円。
地元の品が売られています。
私が買ったのは、アイス250円です。
「あぐり窪川のアイスクリーム」250円、私はブルーベリーを買いました。
固くなくて、食べやすいアイスです。濃厚で美味いです。
暑い夏には、魅力的な品です。
★土佐久礼駅の販売
上り・開花の抄では、土佐久礼(とさくれ)駅で、しばらく停車します。
久礼大正市場が開かれていて、土佐久礼駅から乗る人に加えて、窪川駅からの乗客も加わり、特産物の販売があります。
私が買ったのは2つ。
「なめろうふわふわ」650円。保冷の袋もついていました。
もう1つは、ハランボ串200円。
車内でも酒と共に注文した品ですね。
こちらも保冷剤つきでいただいた。
★須崎駅の歓迎
最大の歓迎と言えるのが、須崎駅と言えるでしょう。
須崎駅では、毎回同じ歓迎ではなく、いくつかのグループが交代して歓迎を行っているようです。
この日は、明徳義塾高校の生徒による和太鼓の演奏が行われました。
高校野球をはじめスポーツが強いので、ご存知の方も多い高校です。
汗をかきながら、スゴイ迫力の演奏ですが、笑顔で叩いてくれました。
乗客の方々は、演奏が終わると大きな拍手で称賛しました。素晴らしい。
これだけでも四国に出かけて良かったと言えます。
ホームで演奏を見ていたら、袋を手渡されました。
お菓子などが入っていました。袋はJRのパンフを手間をかけて袋に加工したものですから、気持ちが伝わります。
別の日は、地元のオバちゃんたちが、歌と踊りで歓迎してくれました。
日によって、中身は違うのです。
須崎駅のホームには、記念撮影用のハッピが置かれていました。
ただ、出し物に注目する人が多くて、記念撮影をする人はあまりいませんでしたけど・・・。
ちなみに、ゆるきゃら「しんじょうくん」の紙製サンバイザーをもらって、私もテンション上げて踊りました(笑)
★佐川駅
佐川駅でも停車して、食事を頼んだ人にはコーヒーが出されます。
コーヒーは、あらかじめ準備されています。
佐川町は、日本にコーヒー文化をもたらした人の出身地で、コーヒーと縁がある町です。
コーヒーの横で、焼き菓子200円を販売していました。
日によって販売する品は違いました。
まだ試行錯誤をしている面があるようです。
私は200円出して、焼き菓子を購入。
200円の割には、分量が多いです。
★最後に・・・感じたこと
「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗って感じたことをまとめます。
全体的に素敵な観光列車になっていると思います。
「車両」は、カッコ良いデザインで、工夫も多いです。これは上出来です。
「食事」は、5000円とやや高いものの、それに見合ったものと思います。
「飲み物・車内販売」は、省力化していて、残念と考える方もいると思います。ただ現実的に一定レベルのアテンダントを確保するのは困難ですので、大きな問題とは感じません。
「景色」は、上り「開花の抄」が、海の近くの安和駅で降りられなくて残念です。ただ、「下りも乗ってね」という意図なのでしょうか。
そんな中で、唯一、何とまとめたらよいのか困るのが、沿線からの「おもてなし」です。
沿線の方々からの歓迎は、まだ一定しておらず、試行錯誤状態だと感じます。
「伊予灘ものがたり」なら、五郎駅を通る時にタヌキ駅長から手を振ってもらえる、という歓迎のスタイルが、まだ固まっていないのです。
運転開始直後の1か月なら、地元の方が毎回手を振りに行くことはできても、1年を通してとなると厳しい面があります。
何をしたら喜んでもらえるか、どんな歓迎なら無理せず継続できるか、手探り状態ではないかと思います。
とはいえ、「立志の抄」「開花の抄」合わせて、10団体くらいからの「おもてなし」があるわけですから、これはとてつもないスゴイおもてなしに発展する可能性を秘めていると感じます。
これは、面白そうです。
バテてますから、次の記事は、いつになりますか。(+o+)