くろまつ【ランチコース】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

京都丹後鉄道の観光列車「くろまつ」に乗った話、

前回の「スイーツコース」に続き、今回は「ランチコース」の話。

 

【1】ランチのメニュー

3月ランチまでの「くろまつ」のランチコースは、旧日本軍が食べていた「海軍割烹料理」を現代風にアレンジした料理が出される。

(4月からは別の料理「お伽御膳」に変更になるそうだ)

やや高いこともあり、品数は多く、ボリュームもある。

メニューは、テーブルの上に置いてある。

 

【2】赤ワイン&白ワイン

ランチコースでは、赤ワインと白ワインが楽しめる。

この2種類の2ワインは、おかわりできるので、私は計4杯いただいた。

口当たりがよく、料理に合うワインだろう。

ワインが飲めない方は、他の飲み物に変えられる。(ただし1杯だけになる)

 

【3】ランチの中身(その1)

はじめに、3品が出された。

3つのお皿に乗せて3品が出された。

色鮮やかで見た目が美しい。

そして、大きめの重箱に3品入れた方が、手間はかからないのだが、皿を3つにしているのが素晴らしい。

次のコロッケのような、温かい料理を出しやすくなるなど、細かい気配りがしやすくなるからだ。

ということで、魚のコロッケだ↑。美味いっ!

正直言って、この日の「くろまつ」では、このコロッケが一番美味しかった。

 

そして、ジャガイモ、玉ねぎ、ミルクを使ったスープ。

暖かくて体にしみてくる。いいなあ。

 

【4】海軍式チキンライス

メインディッシュと言えそうなのが、こちら。

海軍式チキンライスだ。

麦飯と舞鶴産のコシヒカリを使用した独創的な料理。

量が十分にあり、満足できる。

自分の家に帰ってから、「天橋立に行ってきたんだけど、現地でこんな料理食べたんだよ~」と、言いたくなりそうな料理ばかりだ。話の種にもなると、思い出にもなる。

メニューを読んだら、更に美味しく感じるから不思議。

 

【5】シチュードビーフ

ビーフシチューも、メイン料理と言えそうな中身だ。

大きな肉が3つ入っていた。

ブログの文を打ち込んでいても、写真を見るとヨダレが出てくる。

美味かったなあ。

東郷平八郎も愛したシチューかあ。

 

【6】コーヒーとシュークリーム

美味しい丹鉄コーヒーを、スイーツコースに続き、ランチコースでも飲めた。

食後のシュークリームもついてきた。

 

【7】素敵な車窓

「くろまつ」のランチコースは、天橋立から西舞鶴までを走る。

この区間は、景色が良いので有名な2か所を通る。

1つ目は、由良川橋梁だ。

かなり長い由良川の鉄橋を、1両編成の気動車がゆっくりと走る。

先頭から撮った写真は、こちら↓。

海に注ぐ地点だから、かなり幅が広い川を渡っていく姿は、有名な撮影ポイントになっている。

 

2つ目は、奈具海岸(なぐかいがん)だ。海岸沿いの高い線路から海を見下ろす光景は、素晴らしい。

この日は青空だったから、青い海と空が、映えていた。

ここで15分ほど停車する。

上の写真の「悠遊号」の標識が今も残っている。「あかまつ」が走る前の観光案内つきの列車だ。

「タンゴ悠遊号」の時から乗務しているアテンダントさんは、少数になつているようだ。

 

【8】東雲駅マルシェ

東雲(しののめ)駅では、地元の特産品を販売するマルシェが行われる。

待合室に、「くろまつ」くろまつが到着する時間帯に合わせて、様々な品物が並べられる。

このマルシェの話は、筑年の記事に詳しい。詳しくはこちら

私が買ったのは、次の写真の手ぬぐいだ。

「丹後くろまつ」と丁寧に縫われている。これは買いたくなった。

なお、東雲駅停車はダイヤ改正で終了した。

3月14日からは、東雲駅に代わって丹後由良駅に停車する。

 

【9】感じたこと

 昨年の夏に乗車した際は、新人アテンダントさんは、まだまだ余裕がなかった。ベテランの凄腕アテンダントが乗っていたコースと、新人中心のコースでは、接客水準がかなり違っていた。

しかし今回は、新人アテンダントのレベルが大きくアップしていた。素晴らしい!  

また乗りに行きたいけど、土曜日曜の休みが、月に1~2回しかなくなってしまったから、当分先になりそうだけど。