あめつち【車内販売編】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

鳥取と出雲市の間を走る観光列車「あめつち」、

前回の「車両編」に続き、今回は「車内販売」をまとめる。

 

【1】予約制申し込み

「あめつち」では、ビール、コーヒー、つまみ類は、カウンターで販売している。

ただ、弁当やスイーツのセットは、事前予約制になっている。

下りは「弁当」「スイーツ」の2種類、上りは「酒&つまみ」「和菓子」の2種類を予約できる。

それぞれ2000円~2500円で手ごろな金額だ。

予約は、日本旅行の営業所、またはホームページからの申し込みとなる。

私は、ホームページから、クレジットカードを利用して申し込んだ。

すると、2日後に宅配便が送られてきた。

5分間隔で2つ連続して申し込んだところ、大きな封筒2つ送られてきた。

中には、定形郵便でも余裕で送れる券が入っていた。

何か送料がもったいない気がするなあ。席は登録しているのだから、送らなくても良いような気がするのだけど・・・。

 

【2】「天地御膳 夜明」予約制

往きの出雲市行き「あめつち」で予約したのは、「天地御膳(あめつちごぜん)夜明」2500円だ。

「大山(だいせん)みどり」という地元産のお茶付きの弁当。

手の込んだ料理が詰め込まれている。

ボリュームもあり、満足感がある。

あまり派手さは無いが、地元の食材を使った美味しい弁当と言える。

特に目を引いたのは、こちら↓

白うさぎの形をしていて、かわいい。さりげないけど工夫がみられる。

メニューも入っていたが、何か読みにくくてよく分からない。

途中で読む気がなくなってしまった。

この日のアテンダントは、鳥取~倉吉はひとり、倉吉~出雲市が2人乗務だった。(正確にはアテンダントを指揮する研修担当らしき人も乗務していたが)

このため、9:00に鳥取を発車しても、弁当が手に入ったのは倉吉発車後の10時10分ころだった。

 

【3】「山陰の酒と肴」予約制

午後の鳥取行きでも、予約していた。

予約したいたのは「山陰の酒と肴(さかな)」2000円である。

酒は日本酒とビールの一方を選べる。共に単品で540円。

私は地ビール「しまねっこ えーる」を選んだ。

地ビールらしい味だ。たまには良いかな。

料理を開くと、

色彩豊かな「おつまみ」が入っている!

こちらは「弁当」でなくて「酒の肴(さかな)」だから、コメは入っていない。

でも結構ボリュームはあって、お酒が進む。

素敵なセットと言えそうだ。

参考までに、お品書きを。

 

予約制の料理に関しては、公式ホームページに詳しい。

 

【4】ワゴン

予約制の食事、スイーツ類は、ワゴンに乗って席に届けてくれる。

「あめつち」の車両と同じ青色のワゴンに乗って、食べ物&飲み物が届けられる。

アテンダントさんのエプロンも青だ。

ちょっとしたこだわりだけど、いいねえ。

 

【5】販売カウンター

予約制の品以外は、販売カウンターに行って、現金で購入する。

2両編成だから、端の席でも15秒でカウンターに着くけど。

品物の多くは、見本として実物が置いてある。

見ながら選べるのは、ありがたい。

本当は「焼き菓子セット」を買いたかったのだけど、翌日も乗り鉄だから、荷物は多くしたくない。

やむなく断念。

 

【6】車内販売で買ったもの

予約制料理・飲み物付きを往復で頼んだが、それ以外にも、8品を単品で購入した。

合計12品・・・往復で8時間近く乗ったとは言っても、買いまくったような気がする。

《その1》ホットコーヒー300円

JR東日本ではホットコーヒーが飲めないため、貴重な機会に感じる。

ロゴ入りのカップに入っていて、ポイント高い。

 

《その2》ゆずっこジュース130円

島根県益田市のゆずを使ったジュースだ。

冷たくて安く、お買い得感大。

 

《その3》日本酒・花かんざし180ml、540円

「あめつち」のラベルがついた日本酒。

日本酒をあまり飲まない私でも、癖が無く飲めた。

 

《その4》甘エビの姿焼300円

これは美味い!日本酒によく合う。甘エビがたくさん入っている煎餅だ。

若干量は少なめだが、これはおススメ。

 

《その5》あめつちどら焼き190円

「天地(あめつち)」の文字とロゴが入ったどら焼きを購入した。

安いけど鉄道マニアへの良い御土産にもなる。

JR東日本でも、菓子パンより、日持ちするどら焼きを販売すれば、満足度が高まるのに。

 

《その6》たなべの「たまごプリン」250円

濃厚な味がするプリンだ。スプーンが紙だと少し食べにくい。

 

《その7》どじょう掬いまんじゅう210円

安来節で有名となったドジョウすくいの顔をしたまんじゅうが、2個で210円。

この顔、ウケるでしょ。

こちらもお土産に良い。

 

《その8》クリアファイル250円

青い車体が入ったカッコいいクリアファイル。250円なら手ごろな価格かな。

グッズをたくさん買うとプレゼントがあるが、そんなに高額を出すわけにはいかず、パスした。

 

車内販売のメニューは、こちら。pdf

 

「あめつち」は、何せ片道4時間近くの運行だから、車内販売が欠かせない。

予約制食事を頼んでも、追加で飲みたくなる長時間の運行だから、車内販売が不可欠だ。

正直言って、腹の足しになる食べ物も欲しいし、飲み物も多くの種類が欲しいが、最低限の種類はあるから、まずまずだと思う。