忘れ物を取りに日光まで行く | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

東武スペーシアに乗って、車内販売を利用した。

北千住と春日部の間を特急スペーシアに乗って往復して、車内販売を2回利用した。

片道20分の往復で、車内販売を利用できる。

午後4時頃なら、下りの特急料金は「午後割」が適用され、510円が310円に安くなる。(もちろん片道420円の運賃も必要)

車内販売を上り下りと2回利用して、車内販売を楽しんだ。

(下りなら浅草発16:00までは車内販売アリだが、それ以降は車内販売ナシ)

普通のパンとオロナミンCでも、車内で買うと、美味しく感じるのである。

 

東武スペーシアに、往復乗って、北千住に戻って降りた。

しばらくして気づいた。

「あっ!コートを置き忘れたっ!」

スペーシアの網棚に、着ていたコートを置いたまま、降りてしまったのである。

 

東武鉄道のお客様センターに電話した。

すると、「けごん」の終着駅・東武日光駅で、保管されていると判明した。

ホッとした。

ここでコートの引き取り方法を決めなくてはいけない。

都内に運んでもらってから引き取るとなると、何日か時間がかかる。

4月になったとはいえ、4月10日には強力な寒波がやってきて、東京の「最高」気温が6度と予想されている。

う~ん。

費用はかかるけど、東武日光駅までコートを取りに行くことにした。

スペーシアで往復すると計4780円かかるが、車内販売利用しながら乗り鉄だから、まっいいか。

都内から日光まで、かなり距離があるのに特急で片道2390円だから、安いと言えるかな。

(東京から日光まで東北新幹線利用だと片道5060円)

前日と同じく、北千住からスペーシアに乗った。

来たのは、金色のスペーシアだ。

座席は、売店の隣の車両の最後部。

東武の大きな駅にある特急券の販売機では、空席の中から座席を選べて、すごく助かる。

(ただし、発車15分前になると、座席表から選ぶのはできなくなる)

車内販売のワゴンがやってきた。

あら!

何と「マツコの知らない世界」の収録の時に、お世話になった販売員さんではないですか!

これはラッキーだ。

事情を知っている販売員さんなら、安心して買える。

サワーと柿ピーのセット400円。

口当たり良いけど、アルコール分8%なのは、体力的に案外キツイ。

そしてアイス310円を買う。ストロベリーアイスだ。

JR東日本の車内販売で、基本的にアイスを扱わなくなってから、アイスを扱う列車だと買いたくなってしまうから不思議。

 

東武日光に到着。

窓口で、書類に記入して、身分証明書などを提示して、忘れ物のコートを引き取る。

しっかり応対してくれた東武鉄道に感謝。

 

帰りのスペーシアでは、人気の弁当は品切れだった。

そこで冷凍食品に手を出した。

焼おにぎり420円は、なかなかいける。

そして生ビール500円。やはり車内販売の生ビールは、美味い。

 

日光まで時間と金をかけて取りに行くなんて、一般市民の感覚では信じられないと思う。

鉄道マニア、なかでも車内販売命の男だからこそ、出向いたのである。

フツー日光に出かけたら、観光するものだけど、そんなことは全く眼中にないし。

こんな感覚を理解できる人、いないかな。

 

車内に忘れ物をすると、面倒なことになるから、注意しなくちゃ。