東武スペーシアに乗って、車内販売を利用した。
北千住と春日部の間を特急スペーシアに乗って往復して、車内販売を2回利用した。
片道20分の往復で、車内販売を利用できる。
午後4時頃なら、下りの特急料金は「午後割」が適用され、510円が310円に安くなる。(もちろん片道420円の運賃も必要)
車内販売を上り下りと2回利用して、車内販売を楽しんだ。
(下りなら浅草発16:00までは車内販売アリだが、それ以降は車内販売ナシ)
普通のパンとオロナミンCでも、車内で買うと、美味しく感じるのである。
東武スペーシアに、往復乗って、北千住に戻って降りた。
しばらくして気づいた。
「あっ!コートを置き忘れたっ!」
スペーシアの網棚に、着ていたコートを置いたまま、降りてしまったのである。
東武鉄道のお客様センターに電話した。
すると、「けごん」の終着駅・東武日光駅で、保管されていると判明した。
ホッとした。
ここでコートの引き取り方法を決めなくてはいけない。
都内に運んでもらってから引き取るとなると、何日か時間がかかる。
4月になったとはいえ、4月10日には強力な寒波がやってきて、東京の「最高」気温が6度と予想されている。
う~ん。
費用はかかるけど、東武日光駅までコートを取りに行くことにした。
スペーシアで往復すると計4780円かかるが、車内販売利用しながら乗り鉄だから、まっいいか。
都内から日光まで、かなり距離があるのに特急で片道2390円だから、安いと言えるかな。
(東京から日光まで東北新幹線利用だと片道5060円)
前日と同じく、北千住からスペーシアに乗った。
来たのは、金色のスペーシアだ。
座席は、売店の隣の車両の最後部。
東武の大きな駅にある特急券の販売機では、空席の中から座席を選べて、すごく助かる。
(ただし、発車15分前になると、座席表から選ぶのはできなくなる)
車内販売のワゴンがやってきた。
あら!
何と「マツコの知らない世界」の収録の時に、お世話になった販売員さんではないですか!
これはラッキーだ。
事情を知っている販売員さんなら、安心して買える。
サワーと柿ピーのセット400円。
口当たり良いけど、アルコール分8%なのは、体力的に案外キツイ。
そしてアイス310円を買う。ストロベリーアイスだ。
JR東日本の車内販売で、基本的にアイスを扱わなくなってから、アイスを扱う列車だと買いたくなってしまうから不思議。
東武日光に到着。
窓口で、書類に記入して、身分証明書などを提示して、忘れ物のコートを引き取る。
しっかり応対してくれた東武鉄道に感謝。
帰りのスペーシアでは、人気の弁当は品切れだった。
そこで冷凍食品に手を出した。
焼おにぎり420円は、なかなかいける。
そして生ビール500円。やはり車内販売の生ビールは、美味い。
日光まで時間と金をかけて取りに行くなんて、一般市民の感覚では信じられないと思う。
鉄道マニア、なかでも車内販売命の男だからこそ、出向いたのである。
フツー日光に出かけたら、観光するものだけど、そんなことは全く眼中にないし。
こんな感覚を理解できる人、いないかな。
車内に忘れ物をすると、面倒なことになるから、注意しなくちゃ。