車内販売がある列車でも、JR東日本の大半の特急では、この3月16日から、弁当を取り扱わなくなってしまった。
東海道・山陽・北陸新幹線では、弁当の販売が続いているが、運が悪ければ弁当が品切れになっている。品切れまではいかなくても、嫌いなタイプの弁当しか残っていないなんてこともある。
私のように、車内販売で品切れなら飢餓状態を覚悟する狂信者・原理主義者なら別だが、これでは一般の人は「車内販売で弁当を買うつもりで列車に乗る」のは、躊躇してしまう。
そんな中で、売り切れで飢餓状態になる心配をしなくて良い特急がある。
「東武スペーシア」だ!
東武鉄道の浅草と、東武日光・鬼怒川温泉を結ぶ特急スペーシア「きぬ」「けごん」。
この特急では、弁当が売り切れても、冷凍食品が販売されている。
販売カウンターの奥には、大きな冷凍庫と、温める電子レンジが置かれている。
(2016月撮影↑)
ここで、冷凍食品を温めてもらうことができる。
温める時間は1分20秒くらい。さほど待たずにホカホカの食べ物が食べられる。
品切れが無いのは、車内販売好きにとっては非常に安心感がある。
販売されている冷凍食品を5種類紹介する。
【1】フライドポテト370円・・・お勧め度★★
まずはフライドポテト。冷凍食品としては、食感があって合格点。
コンビニのポテトより上かも。
軽く味はついているが、塩がついている。
ニチレイの冷凍食品で、紙の箱に入っている。
強いて言えば、もう少し安くて300円ならなあ。
【2】からあげチキン470円・・・お勧め度★★
から揚げ6個入りの冷凍食品だ。
バランスよく加熱できていて、美味かった。
十分に味がついていて、調味料をつける必要はない。
【3】ホットドッグ370円・・・お勧め度★★★
最もおススメなのが、ホットドッグだ。
具はウインナーだけだが、美味い。小ぶりとはいえ2個入っていて370円は安い。
これはお買い得と言える。何か小腹の足しにするには、ボーリュームあって、美味くて、安くて、最適だ。
【4】たこ焼き470円・・・お勧め度★
たこ焼き8個入りもある。
下の写真のように、青のりも1袋ついている。
ただ、今回の冷凍食品の中では、一番微妙だと感じる。
【5】焼おにぎり420円・・・お勧め度★★★
ホットドッグと共に、最もお勧めなのが、焼きおにぎりだ。
4個入り420円で、シンプルな味だ。
ビール等の酒にも合う。
ひとりで4個食べたけど、飽きない味だった。
【6】冷凍食品のメニュー
2019年の3月・4月の冷凍食品のメニューは、この5種類だった。
冷凍食品は、カウンターで販売する。ワゴン販売で巡回する際には扱っていない。
《参考》昔はこのようなメニューだった。チャーハンや焼きそばがあった。
焼きそばを食べたことがあるが、結構いける味だった。
東武スペーシアでは、弁当もアイスも車内販売で扱われている。
充実した車内販売があり、美味しい弁当も販売している。
しかし私は、他の列車にない独自のメニュー「冷凍食品」ばかり買ってしまうのである。
一般の乗客がしないことを平気でするのが、マニアなんだけど・・・。