列車内の自動販売機~2019 | 車内販売でございます。

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当ブログ「車内販売でございます。」の人気記事のひとつが、一部の特急列車に設置されている《飲み物の自動販売機》についてまとめた記事である。

この1か月で、アクセス数が898になっている。1日平均でおよそ30になる計算だ。

この記事は、こちら

ただし、まとめたのが2014年7月だから、いくら何でも古い情報で、申し訳ない。

そこで、あらためて列車内の《飲み物の自動販売機》に関してまとめることにした。

【注意点】

(1)写真を掲載した時点から、年月が経つと、中身が変更されることがあります。

(2)特に気動車特急では、自動販売機が無い編成の時もあり得ます。

(3)買える商品と金額は、変更されることがあります。

↑南海「ラピート」の自動販売機

 

【1】JR東日本には無い

JR東日本の列車には、基本的に飲み物の自動販売機は設置されていない。

車内販売が比較的充実していることもある。

東北新幹線、北陸新幹線などの新幹線、「ひたち」「あずさ」等の列車には、飲み物の自動販売機は無い。

 

【2】新幹線の自動販売機

★700系さくら

新大阪から鹿児島中央の間を走る「さくら」「みずほ」等の700系(8両編成)は、飲み物の自動販売機がある。

140円なら、駅の販売機とほぼ同じと言える。

↑2018年2月撮影

 

★800系さくら

JR九州の中だけを走る800系新幹線(6両編成・グリーン車無し)にも、自動販売機がある。

800系には車内販売がほとんどないだけに、水分補給ができるのは貴重と言える。

↑2016年8月撮影

700系と800系では、同じ商品のようだ。

 

現在、新幹線で自動販売機があるのは、山陽・九州新幹線だけとなっている。

 

【3】JR九州

★ひゅうが・きりしま787系

宮崎空港から乗車した「ひゅうが」の自動販売機。多くの品から選べる。

↑2018年5月撮影

 

★かもめ787系

「かもめ」の自動販売機がこちら。「ひゅうが」とほとんど同じだ。

 

【4】JR四国

★しおかぜ

新型特急の自動販売機。

↑2018年8月撮影

 

★宇和海

気動車特急は、編成が固定されていないため、自動販売機なしになる可能性もある。

↑2018年12月撮影

 

【5】JR西日本

★はるか

品数は限定されるが、自動販売機はあった。

↑2016年2月撮影

 

★スーパーはくと

鳥取まで走る「スーパーはくと」の自動販売機。

寒い2月ということもあり、温かい飲み物も買えたのは嬉しい。

↑2016年2月撮影

 

★サンライズ瀬戸・出雲

寝台特急サンライズ出雲・瀬戸には、それぞれ自動販売機がある。

品数が多いのと少ないのが2か所ある。(併結時は4か所)

少ない方は、3種類だけとなる。

↑2018年5月撮影

 

★奥出雲おろち

実質1両のトロッコ列車だが、自動販売機がついている。

↑2016年8月撮影

 

【6】JR東海

★しなの

「しなの」の自動販売機は、こちら。

↑2018年12月撮影

 

【7】私鉄の自動販売機

★東武スペーシア

スペーシアの多くは、車内販売があるが、売店カウンターの横に、飲み物の自動販売機が設置されている。

安い缶ジュースを手軽に求めることができる。

↑2018年12月撮影

なお、「りょうもう」にも、自動販売機がある。

 

★京成スカイライナー

スカイライナーの自動販売機は、大型のものが1台設置されている。

↑2017年1月撮影

 

★小田急MSE

小田急ロマンスカーのMSE、GSE、EXEには自動販売機がある。

青い車両で地下鉄や御殿場線にも乗り入れるMSEの自販機だ。

↑2018年2月撮影

 

★小田急GSE

2最新の赤いロマンスカーGSEにも自販機がある。

缶コーヒーが130円は安い。

↑2018年9月撮影

 

★小田急EXE@

EXEを改造したEXE@の自動販売機も、ほぼ同じだ。

↑2017年6月撮影

 

★南海「ラピート」

関西空港のアクセス特急「ラピート」の自動販売機。

↑2018年1月撮影

 

★西武レッドアロー

先頭と最後部の車両に、飲み物の販売機がある。

片方は、大きさが写真よりやや小さめの販売機になっている。

自動販売機の場所は、他の列車と同じく、デッキ付近にある。

↑ともに2017年1月撮影

 

★近鉄「伊勢志摩ライナー」

アーバンライナーは、土曜休日には車内販売があるが、平日には無い。

そこで自動販売機があると助かる。

↑2016年8月撮影

 

★富士急行の普通列車「トーマス」

富士急行の「トーマス」車両には、普通列車だけど自動販売機がある。

その中には、トーマス柄のミネラルウォーターが入っている。

可愛くて、お土産にもなるかも。

↑2018年1月撮影

 

★「わたらせ渓谷トロッコ号」

わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車でも、飲み物が買える。

↑2017年11月撮影

 

【8】思うこと&まとめ

★値段は駅の販売機なみ

缶コーヒーは、130円ほどで、さほど高くない。

車内販売には高い品もあるが、自動販売機の飲み物は、駅の自動販売機と同じくらいの金額になっている。

★多くは1000円札も使える

1000円札が使用できる機種が多い。

小銭が無くても不自由はしない。

ただし交通系ICカード(Suicaなど)は、多くは使用できない。

★JRの多くはコカ・コーラ

自動販売機の設置、メンテナンス、補充の関係で、飲み物の販売業者が固定されていることが多い。

JRはコカ・コーラ社が多い。小田急はキリンだ。

お茶でも缶コーヒーでも、会社による差はあまり無いから、別に気にならないけど。

★「冷たい」限定の販売機が多い

冬でも全部が「冷たい」販売機が目立つ。「温かい」品が入っていない時が多い。

車内は暖房が効いているけど、欲を言えば温かい品も欲しい。

★自動販売機も案外大変らしい

車内販売と違って、飲み物の自動販売機は人件費はかからない。

でも「振動が激しい」「冷やす、電源を切るの繰り返し」で通常とは違う利用の仕方となる。

更に臨時列車主体で普段運転しない車両だと、賞味期限切れの飲み物が入っている可能性があるので、点検に手間がかかるそうだ。

★それでも、水分補給に自動販売機は欲しい

空腹で過ごすのはきついが、食べ物は計画を立てられる。

水分補給ができないのは、より辛い。

冷房暖房の効き具合は、乗らないと分からないため、乗ってから飲み物を欲しくなる時もある。

2時間以上走る列車なら、ぜひとも飲み物の自動販売機が欲しい。