5月6日にJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗りました。
1日4本運転されますが、1本目と4本目に乗車して、2本目3本目が走っている間は、沿線の観光をしたり、列車に手を振ったりしました。
今回は、この時の話。
【1】大洲編で朝食をとる
1本目の松山8:25発「大洲編」に乗った。
実は2日前の5月4日にも、松山駅で「大洲編」を見送った。JR職員と5mほど離れた場所で私は「手」を振ったが、そのあとJR四国の新人職員と思われる2人に「ありがとうございます」とお礼を言われた。この姿勢は素晴らしいと思った。
詳しい事情は不明だが、指定券は1枚だけど付き添いを含めて2人乗せろ、係員が無理だというと「社長出せ」と大声で叫ぶ客がいた。一時、車内が凍り付いた。こういう客に、笑顔で接するアテンダントさんは、立派だなあ。
赤と黄色のじゅうたんの前で、姿勢よく立っているアテンダントさん↑。
こういう姿、カッコいい。
大洲編では、食事を予約した。
まもなく、モーニングプレートが運ばれてきた。乗っている野菜は、からだに優しそうだ。
前日にストロボが故障したため、暗い部分ができてしまった。
パンケーキも美味かった。
クリームは甘さひかえめで、野菜と同時に食べても衝突しない。
朝だからビールではなく、あたたかいお茶150円を注文した。
5月でも、あたたかいお茶が用意されていた。
食事についているコーヒーだ。単品で頼むと600円になる。
「伊予灘ものがたり」が、伊予上灘駅に来た。
大洲編は下車観光はないが、1分くらい停車した。
すると、ホームに仔猫の「カンナ福駅長」が地元の方に抱えられて、乗客に愛想をふりまいてくれた。
下灘駅に到着。
雲が広がってきたが、雨は降っていない。
大勢降りてきて、撮影タイムになっている。
記念撮影ボードと共に、面白いものが↓。
記念撮影に使えそうだ。
車内販売のワゴンが来た。
目についたのは、今治タオル1000円だ。今までのタオルよりさらに立派になって、「伊予灘ものがたり」のロゴが入った。
使ってみると、肌触りが良く、快適に使える。
伊予大洲駅の少し手前の住宅では、ディズニーの面をつけて手を振ってくれた。
新しい《名所》ができたといっていいかな。
【2】五郎駅で手を振る
伊予大洲駅に着いたら、駅前に停まっているタクシーを捕まえた。
行先は、五郎駅だ。帰りは普通列車だから、今まで2回利用した貸し自転車は避けたい。
五郎駅では、「たぬき駅長」さんに挨拶した。以前スタンプを押させてもらったりして、お世話になった方だ。
「しばらく見かけなかったけど・・・」と言われたが、確かに昨年9月以来だから8か月ぶりだ。
今回もコーヒーをごちそうになった。うれしいなあ。
今回は写真を撮らなかったので、2016年1月にいただいた写真を掲載↑。
「双海編」が、ゆっくりと五郎駅を通過した。
私は「こいのぼり」などを振った。手を振り返してくれた乗客とアテンダントさんが、うれしかった。
五郎駅で手を振った話は、こちら。
【3】伊予上灘駅で手を振る
五郎駅を10:56ごろに「双海編」を見送った。このあと、五郎駅から伊予上灘駅に移動した。
五郎駅11:18→(普通列車)→11:22伊予大洲
伊予大洲11:30→(特急宇和海)→12:01伊予市
伊予市12:04→(普通列車)→12:19伊予上灘
伊予上灘駅には、五郎駅で見送った「双海編」が停まっていた。
ぐるっと回って、追いついたわけだ。
「双海編」が発車する際に、私は手を振った。
「双海編」の発車後にも、伊予上灘駅の方々に案内していただき、感謝感激だ。
伊予上灘駅の話は、こちら。
【4】長浜の赤橋を観光
伊予上灘13:38→(普通列車)→13:59伊予長浜
伊予長浜駅の近くに、開閉できる長浜大橋、通称赤橋がある。
今まで30回以上見てきたので、一度足を運びたくなった。雨が強くなって辛かったが、伊予長浜駅からの「往き」はタクシーを利用した。
(写真は橋が上がった状態↑)
思ったより小さな橋に感じた。
行ってみると、いろいろ知ることができた。
この後、伊予長浜駅を「八幡浜編」が通過した。
ここでも、私は列車に向かって手を振った。風がすごく強かったので、こいのぼりが勝手に泳いでくれたのだけど。
赤橋についての記事は、こちら。
【5】下灘駅に滞在
伊予長浜14:52→(普通列車)→15:07下灘
今まで「伊予灘ものがたり」停車中の下灘駅しか知らなかった。
そこで雨が強い中、下灘駅に出かけた。
約10人観光客がいたが、雨が強くて写真を撮る以外では、屋根のある場所が下灘珈琲のどちらかにいた。
天気の良くて夕日が見える時間帯なら、最高なんだけどね。
【6】道後編に乗車
下灘15:21→(普通列車)→16:08伊予大洲
伊予大洲駅から「道後編」に乗車した。写真は大洲城の方角からやってくる「伊予灘ものがたり」。
食事は予約していないので、列車内で頼んだ。
まずは抹茶のセット1000円。
更に坊ちゃん団子2個を追加した。
しばらくして、ケーキとコーヒーのセット1000円を頼んだ。
小さいケーキだけど、美味しいんだな(^^♪
皿に描かれた顔も、グッとくる。
もちろんコーヒーもついている。コーヒーは、豆がいいのか、香りが良い。
暑くはなかったから、アイスコーヒーでなくてホットコーヒーにした。砥部焼の器は、大洲編の時とは柄が異なっている。
お土産に、坊ちゃん団子600円を購入した。
一六タルトを何度か土産にしたが、今回は坊ちゃん団子にした。
お土産のグッズ一覧は、こちら↓
お土産の食べ物は、こちら↓
何せ8か月ぶりの乗車のため、アテンダントさん手描きの沿線マップが新しくなっていた。
今回の「みきゃん」は、子どもの日、かぶとバージョンでした。
かぶとを被っても、かわいい。
雨が降っていたので、アテンダントさんはロゴ入りの傘を使用していた。
これは、客が列車の扉の前で傘を閉じている間に、差し出して、濡れないようにするための傘だ。
【7】「伊予灘ものがたり」で1日過ごして
2本に乗って、2本に手を振って1日過ごしたわけだが、感想はというと・・・・
『残念!』というものだった。
2016年だったら、私が乗りに行くと、アテンダントさんと目が合った途端に「またお越しですか!」などと声かけてくれるアテンダントさんが4~5人いた。でも「四国まんなか千年ものがたり」や別の部署に移っていき、いなくなってしまった。今まで平均3か月で乗りに来たという事情もあったけど。ところがこの1年は「四国まんなか千年ものがたり」に頻繁に乗ったため、「伊予灘ものがたり」に乗るのを、8か月も空けてしまったのだ。だから、忘れ去られても無理はないのだけど・・・。
そして、今まで「伊予灘ものがたり」に32本に乗ってきて、注文したのに来ないといった類の「ミス・見落とし」は2回しかなかった。1回乗れば4回くらい注文するマニアだから、2回の「ミス・見落とし」は、非常に少ないといえる。でもこの日は、偶然とは思うけど、2本に乗って、2回も発生してしまった。34回乗って4回は、多くはないけどね。