「伊予灘ものがたり」の1日 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

5月6日にJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗りました。

1日4本運転されますが、1本目と4本目に乗車して、2本目3本目が走っている間は、沿線の観光をしたり、列車に手を振ったりしました。

今回は、この時の話。

 

【1】大洲編で朝食をとる

1本目の松山8:25発「大洲編」に乗った。

実は2日前の5月4日にも、松山駅で「大洲編」を見送った。JR職員と5mほど離れた場所で私は「手」を振ったが、そのあとJR四国の新人職員と思われる2人に「ありがとうございます」とお礼を言われた。この姿勢は素晴らしいと思った。

詳しい事情は不明だが、指定券は1枚だけど付き添いを含めて2人乗せろ、係員が無理だというと「社長出せ」と大声で叫ぶ客がいた。一時、車内が凍り付いた。こういう客に、笑顔で接するアテンダントさんは、立派だなあ。

赤と黄色のじゅうたんの前で、姿勢よく立っているアテンダントさん↑。

こういう姿、カッコいい。

大洲編では、食事を予約した。

まもなく、モーニングプレートが運ばれてきた。乗っている野菜は、からだに優しそうだ。

前日にストロボが故障したため、暗い部分ができてしまった。

パンケーキも美味かった。

クリームは甘さひかえめで、野菜と同時に食べても衝突しない。

朝だからビールではなく、あたたかいお茶150円を注文した。

5月でも、あたたかいお茶が用意されていた。

食事についているコーヒーだ。単品で頼むと600円になる。

 

「伊予灘ものがたり」が、伊予上灘駅に来た。

大洲編は下車観光はないが、1分くらい停車した。

すると、ホームに仔猫の「カンナ福駅長」が地元の方に抱えられて、乗客に愛想をふりまいてくれた。

下灘駅に到着。

雲が広がってきたが、雨は降っていない。

大勢降りてきて、撮影タイムになっている。

記念撮影ボードと共に、面白いものが↓。

記念撮影に使えそうだ。

車内販売のワゴンが来た。

目についたのは、今治タオル1000円だ。今までのタオルよりさらに立派になって、「伊予灘ものがたり」のロゴが入った。

使ってみると、肌触りが良く、快適に使える。

伊予大洲駅の少し手前の住宅では、ディズニーの面をつけて手を振ってくれた。

新しい《名所》ができたといっていいかな。

 

【2】五郎駅で手を振る

伊予大洲駅に着いたら、駅前に停まっているタクシーを捕まえた。

行先は、五郎駅だ。帰りは普通列車だから、今まで2回利用した貸し自転車は避けたい。

五郎駅では、「たぬき駅長」さんに挨拶した。以前スタンプを押させてもらったりして、お世話になった方だ。

「しばらく見かけなかったけど・・・」と言われたが、確かに昨年9月以来だから8か月ぶりだ。

今回もコーヒーをごちそうになった。うれしいなあ。

今回は写真を撮らなかったので、2016年1月にいただいた写真を掲載↑。

「双海編」が、ゆっくりと五郎駅を通過した。

私は「こいのぼり」などを振った。手を振り返してくれた乗客とアテンダントさんが、うれしかった。

五郎駅で手を振った話は、こちら

 

【3】伊予上灘駅で手を振る

五郎駅を10:56ごろに「双海編」を見送った。このあと、五郎駅から伊予上灘駅に移動した。

  五郎駅11:18→(普通列車)→11:22伊予大洲

  伊予大洲11:30→(特急宇和海)→12:01伊予市

  伊予市12:04→(普通列車)→12:19伊予上灘

伊予上灘駅には、五郎駅で見送った「双海編」が停まっていた。

ぐるっと回って、追いついたわけだ。

「双海編」が発車する際に、私は手を振った。

「双海編」の発車後にも、伊予上灘駅の方々に案内していただき、感謝感激だ。

伊予上灘駅の話は、こちら

 

 

【4】長浜の赤橋を観光

  伊予上灘13:38→(普通列車)→13:59伊予長浜

伊予長浜駅の近くに、開閉できる長浜大橋、通称赤橋がある。

今まで30回以上見てきたので、一度足を運びたくなった。雨が強くなって辛かったが、伊予長浜駅からの「往き」はタクシーを利用した。

(写真は橋が上がった状態↑)

思ったより小さな橋に感じた。

行ってみると、いろいろ知ることができた。

この後、伊予長浜駅を「八幡浜編」が通過した。

ここでも、私は列車に向かって手を振った。風がすごく強かったので、こいのぼりが勝手に泳いでくれたのだけど。

赤橋についての記事は、こちら

 

【5】下灘駅に滞在

    伊予長浜14:52→(普通列車)→15:07下灘

今まで「伊予灘ものがたり」停車中の下灘駅しか知らなかった。

そこで雨が強い中、下灘駅に出かけた。

約10人観光客がいたが、雨が強くて写真を撮る以外では、屋根のある場所が下灘珈琲のどちらかにいた。

天気の良くて夕日が見える時間帯なら、最高なんだけどね。

 

【6】道後編に乗車

 下灘15:21→(普通列車)→16:08伊予大洲

伊予大洲駅から「道後編」に乗車した。写真は大洲城の方角からやってくる「伊予灘ものがたり」。

食事は予約していないので、列車内で頼んだ。

まずは抹茶のセット1000円。

更に坊ちゃん団子2個を追加した。

しばらくして、ケーキとコーヒーのセット1000円を頼んだ。

小さいケーキだけど、美味しいんだな(^^♪

皿に描かれた顔も、グッとくる。

もちろんコーヒーもついている。コーヒーは、豆がいいのか、香りが良い。

暑くはなかったから、アイスコーヒーでなくてホットコーヒーにした。砥部焼の器は、大洲編の時とは柄が異なっている。

お土産に、坊ちゃん団子600円を購入した。

一六タルトを何度か土産にしたが、今回は坊ちゃん団子にした。

お土産のグッズ一覧は、こちら↓

お土産の食べ物は、こちら↓

何せ8か月ぶりの乗車のため、アテンダントさん手描きの沿線マップが新しくなっていた。

今回の「みきゃん」は、子どもの日、かぶとバージョンでした。

かぶとを被っても、かわいい。

雨が降っていたので、アテンダントさんはロゴ入りの傘を使用していた。

これは、客が列車の扉の前で傘を閉じている間に、差し出して、濡れないようにするための傘だ。

 

【7】「伊予灘ものがたり」で1日過ごして

2本に乗って、2本に手を振って1日過ごしたわけだが、感想はというと・・・・

   『残念!』というものだった。

2016年だったら、私が乗りに行くと、アテンダントさんと目が合った途端に「またお越しですか!」などと声かけてくれるアテンダントさんが4~5人いた。でも「四国まんなか千年ものがたり」や別の部署に移っていき、いなくなってしまった。今まで平均3か月で乗りに来たという事情もあったけど。ところがこの1年は「四国まんなか千年ものがたり」に頻繁に乗ったため、「伊予灘ものがたり」に乗るのを、8か月も空けてしまったのだ。だから、忘れ去られても無理はないのだけど・・・。

そして、今まで「伊予灘ものがたり」に32本に乗ってきて、注文したのに来ないといった類の「ミス・見落とし」は2回しかなかった。1回乗れば4回くらい注文するマニアだから、2回の「ミス・見落とし」は、非常に少ないといえる。でもこの日は、偶然とは思うけど、2本に乗って、2回も発生してしまった。34回乗って4回は、多くはないけどね。