四国で「こいのぼり」が空に | 車内販売でございます。

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5月5日の子どもの日をはさんで、四国に乗り鉄に出かけた。

子どもの日の前後だけあって、様々な場所で「こいのぼり」が見られた。中でも、大規模な「こいのぼり」が、2か所あった。

「土讃線の大歩危駅付近」と「予土線の十川駅付近」で、膨大な数の「こいのぼり」を、この目で見てきた。

今回は、この「こいのぼり」の話。

 

【1】予土線の十川駅付近

予土線の十川(とおかわ)駅から徒歩5分ほどで、「こいのぼり公園」と呼ばれる場所がある。

綺麗な川で知られている四万十川の横にある公園だ。

四万十川と予土線をはさんで、「こいのぼり」が多数泳いでいる。

わたしは、窓ナシでゆっくり走る「しまんトロッコ」に、乗車していた。

トロッコは揺れるものの、窓が無いから、「こいのぼり」がよく見える。

風が結構強くて、「こいのぼり」が空を元気に泳いでいる。

「こいのぼり」は、線路と四万十川の上を山の方まで並んでいる。

「こいのぼり」がつけられているロープが、何本もある。

列車から撮るわけだから、アングルが限定される。川の近くを歩きながら、これは!という位置で撮影できれば最高なんだけど。

空が背景の写真は、これだけ↑。

うまく写っていれば、青空を泳ぐ「こいのぼり」になったのだけど、残念。

 

 

【2】土讃線の大歩危付近

「四国まんなか千年ものがたり」の終点・大歩危(おおぼけ)駅の近くの谷を、この時期は「こいのぼり」が泳ぐ。

5月5日の子どもの日に「四国まんなか千年ものがたり」に乗って往復した。

大歩危駅の少し手前で、吉野川をはさんで、多数の「こいのぼり」が泳いでいるではないか。

これは素晴らしい光景だ。

ただ、ケーブルや樹木に隠れて、よく見えない。列車内からだと、上の写真↑のように、写りは良くない。

大歩危駅に着いた。

帰りの列車まで93分もある。

前回は駅前の店で名物「ぼけあげ」を食べたけど、今回は歩いて「こいのぼり」まで行くことにした。

 

大歩危駅から歩くこと23分ほどで、「こいのぼり」に着いた。

ここは「大歩危峡まんなか」という観光施設で、ここから観光遊覧船に乗ることができる。

観光遊覧船乗り場は、「こいのぼり」の真下だから、船に乗る人は、青空を背景にした「こいのぼり」が見られる。

これだけ数多くの「こいのぼり」が泳いでいるのは、素晴らしい光景だ。

雄大で、心が洗われるようだ。

往復3.2kmの距離だけど、1時間半あれば、大歩危駅から余裕で歩ける。

途中の道の駅では、足湯があった。たいして疲れてはいないけど、利用させてもらった。

 

【3】こいのぼりを振る

実は私は、四国に「こいのぼり」を持って行った。

100円均一の店で、安い割にはしっかりした「こいのぼり」があったから、購入した。

観光列車の6本乗るわけだから、手を振る機会が多い。ならば、「こいのぼり」が目を引くわけだ。

上の写真は「志国高知幕末維新号」のトロッコに乗った際に、車内から振った「こいのぼり」だ。風が強くて、元気よく泳いでいた。

今回は、列車から振ったり、列車に向かって振ったり、「こいのぼり」を活用した。