雨の日の「伊予灘ものがたり」 | 車内販売でございます。

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車内販売を13年半で10000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 各地の観光列車に乗り鉄しています。

【1】「ものがたり列車」両方に乗車

4月16日に新しい観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を乗りに行った。

どうせ四国に行くわけだから、翌17日の月曜には大好きな観光列車「伊予灘ものがたり」にも乗りに行った。

キャンセルが出て、「伊予灘ものがたり」を大洲編、双海編、八幡浜編の3本も乗ることができた。

現在「四国デスティネーションキャンペーン」の期間のため、「伊予灘ものがたり」が、土曜休日に加えて月曜金曜にも運転されるのがありがたい。
(写真は下灘駅↓)
【2】雨が降っていた
ところが4月17日は、全国的に天気が悪かった。雨が降り、風が強い1日だった。愛媛県内も、雨と風の1日だった。
私は「伊予灘ものがたり」に乗りに行ったのは、今回で10回目。(乗車回数は27回になったが)
雨に見舞われたのは、今回が初めてだ。アテンダントさんには「あいにくの雨で」と言われたが、普段は見られない表情の海が見られるので、悪くはないなという気持ちで乗車した。
実際、普段は見られない光景を見ることができた。
 
【3】赤橋
伊予長浜駅付近の長浜大橋、通称「赤橋」の様子だ。雲が出ていて薄暗い。更に窓に雨がついて、景色がぼやけて見える。
 
【4】浮島現象
海の向こうに見える島だが、下の方が良く見えなくなっていて、島が浮いているように見える。天気が悪いけど、こんな景色も見えてラッキーとも言える。

 

【5】喜多灘駅

窓ガラスに雨粒が大量について、写真がぼやけてしまった。

 
もともと散りかけていた桜の花びらが、強風で多くが散ってしまった。
散った花びら1枚が、列車の窓ガラスについてきた。
写真は喜多灘駅停車中↓。 風流と言えるのかな。
 
【6】下灘駅
普段はほぼ全員下灘駅でホームに降りる。でもこの日は風雨が強いため、車内にとどまったまま客が目立った。傘をさしたまま下灘駅のホームに立つアテンダントさん。傘をさしているのは、乗客が車内に入る時に傘を畳むので、その2秒ほどの間に客が濡れないようにするためだ。気遣いに感謝!
 
【7】五郎駅
五郎駅の方々も、傘をさして手を振ってくれた。特に4月から6月は、週4日運転しているから、1日4本で、毎週16回になる。平日の月曜も、それも雨降りの日にホームに立つのは大変だ。
特に「たぬき駅長」は、1日4本の列車を着ぐるみで手を振るから、着替えられない。濡れた状態で手を振ってくれたと思う。感謝感激だ。
 
【8】大洲城旗降り

八幡浜編が大洲城の前を通る時、雨が強くなっていた。

500mほど先の大洲城は、あまりよく見えなくなっていた。
もともと平日で観光客が少ない上に、強い風に雨だ。さすがに今日は、旗振りは中止かと思った。
それでも、濡れながら旗を振ってくれた人たちがいた。こういう気持ちは、本当にありがたい。
拡大したのがこれ↓。 雨が強くて写りが悪いけど、こういう中で旗を振ってくれたのには、素直に嬉しい。
大洲城の「はたふり」については、こちら↓
 
★★★★★★★
 
普通なら、雨降りだと残念だろう。
でも、10回目で初めての悪天候だったから、普段は見られない珍しい景色を観ることができたと言えよう。そして、雨降りの中、多くの人たちが沿線で手を振ってくれて、アテンダントさんも配慮してくれたのは、改めて有難く感じたのだった。