先月、東海道新幹線の車内販売で売られている、「朝のサンドイッチセット」の量が減った、と書いた。⬇
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12244807440.html
その時の販売員は、朝のサンドイッチセットは、一種類しかないと説明した。ところが、「プレミアムサンド」のセットが920円で販売されていることに、後から気づいた。
今回は、この「プレミアムサンド」のセットを買った話。
「プレミアムサンド」920円は、この写真↓のように、サンドイッチが5切れある。
「プレミアムサンド」は、単品の定価が700円。コーヒーとのセットで920円となる。コーヒーは、ホットとアイスが選べる。
5切れの内訳は、左からトマト、焼き豚、ポテトサラダ、ハムたまご、チキンとなっている。ボリュームがあるのは当然だが、材料をケチっていないのが分かり、気分的にも贅沢だ。
セットで920円は高いのだが、コーヒー代320円を引けば実質600円。1000円の弁当の半分より少し多いくらいのボリュームだから、べらぼうに高いわけではない。
美味しかったから、また買うかも。
少なくとも、500円のセット(下の写真↓)と比べると、豪華さが際立つ。
朝のセットは、東海道新幹線の始発駅を、午前8:30までに発車する列車で販売される。
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実は「プレミアムサンド」のセットは、この3月5日に、青春18きっぷを利用して、「SL北びわこ号」に乗りに行った時に、車内販売で買ったものだ。
私の家から始発電車に乗ると、東京5:46発の東海道線普通列車に乗れる。しかし、普通列車を乗り継ぐと、「SL北びわこ号」が発車する米原駅に着くのが13:17となる。私が乗る「SL北びわこ号」が発車するのは13:16だから、ギリギリ間に合わない。一部区間ワープする必要がある。(ワープというのは、短区間だけ別料金・運賃を払って新幹線や特急に乗り、普通列車の接続を一気に良くする方法だ)
私は静岡~浜松間をワープした。その理由は、
(1)時間がかかる割には特急料金が安い
静岡~浜松間は普通列車なら74分(2300円)かかる。浜松~豊橋間だと34分(1530円)と比べても、効率は良い。
(2)浜松から座りやすい
静岡方面から乗って来て浜松で乗り換える座席争いをするライバルがいる。ライバルが載ってくる普通列車が浜松に着くのが9:41、新幹線が着くのが9:37。だから、一足先に浜松からの列車に座ることができる。(新幹線車内でトイレ・洗面所も利用できる)
(3)車内販売がある
静岡から浜松まで新幹線に乗ると、運よく「ひかり号」に当たる。静岡・浜松の両方に停車する「ひかり」が、1時間にほぼ1本あるわけだ。「ひかり」なら、車内販売があるぞ。
列車の遅れがあったら別の策も考えるため、できれば前もって特急券を買うのは避けたい。そこで、プラスEXカードを持っているので、利用した。自由席だと割引は無しだが、静岡に着く直前に普通列車内でスマホ購入ができるメリットは大きい。
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普通列車が静岡駅に定時に到着。プラスEXカードで新幹線の改札を抜ける。階段を上がると、「ひかり号」から降りた客がどどっとやってきた。「のぞみ」通過待ちがあり、慌てる必要はないけど。
6号車の前を通り、ここから自由席となる5号車に着いた。「たった約25分だけど座れるものなら座りたいな」と思ってホームを歩いていると、5号車のデッキに車内販売員とワゴンがいるではないか。あと10分で浜松になったら、ワゴンを求めて大移動をするのを覚悟していたから、何というラッキー!!
早速、「プレミアムサンドのセットありますか?」と声をかけたのだった。
「おにぎりセット」は品切れだけど、サンドイッチセットは500円920円ともにあるとのこと。もちろん、気になっていた「プレミアムサンド」のセットを購入した。
このパーサーは、話がすぐ通じるし、腕が良かった。持ち運びしやすいようにミルク&砂糖はサンドイッチを入れた袋に入れてくれて、最後にコーヒーの紙コップを手渡ししてくれた。
幸い5号車のBC席に空きがいくつかあり、すぐ座ることができた。一駅だけの乗車で、サンドイッチのセットを食べられるなんて、ホントにラッキーと言えそうだ。
SL北びわこ号でガッカリした面があったが、費用は18切符利用で最低限に抑えられ、新幹線で「プレミアムサンド」も食べられたから、結構収穫はあったのかなあ。