普通列車グリーン車のトイレ | 車内販売でございます。

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 たまに、どんな用語で検索したかを調べるのだが、なぜか多いのが「グリーン車  トイレ」での検索だ。先月1月だけで117回もあった。トイレに関して知りたい人が、結構いるようだ。
 そこで、首都圏の普通列車グリーン車のトイレについて、まとめることにする。
 そんなわけで、食事しながら読んでいる人は、あとの方で出てくる画像にご注意ください。

【1】東海道線・宇都宮線・高崎線の『グリーン車』
 オレンジ色と緑色のラインの入った東海道線などは、車両が比較的新しい。また、青いラインの常磐線も、基本的には同じ車両と言える。
 
 グリーン車は、定員を増やすため、二階建て車両となっている。10~15両編成のうちの2両が、グリーン車だ。
 

 東海道線、高崎線、宇都宮線、常磐線のトイレは、次の写真のようなトイレになっている。
 
 特徴はというと・・・
(1)水は少ししか使わない「真空式」。一気に吸引するタイプだ。
(2)トイレが臭いことは、全くと言ってよいほどない。消臭はできていると言える。直前に使った人がいて匂いがしたことはあるが。
(3)グリーン車2両に対して、トイレは1か所。特急列車と同じ割合だから、少なくはないと思う。
(4)グリーン車のトイレは、比較的狭い。車いすに乗る人や、足を骨折して松葉づえ利用の人は、厳しそうだ。

【2】東海道線・宇都宮線・高崎線の『普通車』
 なお、東海道線、高崎線、宇都宮線、常磐線のトイレは、普通車にもついている。
 
  
 グリーン車と同じ「真空式」だ。
 15両編成の場合は、普通車13両に対して、トイレ3か所だ。単純計算で4.3両に1か所で、やや少なめだ。
 普通車のトイレは、グリーン車よりも臭い場合が目立つ。これは、「普通車はトイレが少ないので多くの人が行列で続けて利用することが多い」「車いすでも入れる大きめのトイレだから脱臭に時間がかかる」からだと感じる。
 
 形式は個々の車両により若干異なるが、開閉はボタンを押すタイプが中心だ。
 なお、トイレ内に手を洗う小さな水道設備はあるが、グリーン車のトイレの前についているような洗面所はない。


【3】横須賀線・総武快速の『グリーン車』
 総武線快速と横須賀線の車両は、走り始めてから年月が経っている。あと数年で、新型車両に置き換わるという話も聞く。


 
 グリーン車のトイレも、20年前の旧式だ。
 流す時は、ペダルを踏む。水が大量にぐるぐると回転しながら流れていく。
 
 臭いことはほとんどないが、たまに消毒の匂いがキツイ時がある。
 
 あと困るのは、便座を上げて「小」をしている時に、少し揺れただけで便座が倒れてくることが珍しくない。使い勝手が悪く、快適とは程遠い。
 横須賀線と総武快速は、新型車両の登場が望まれる。

 洗面所は、温かいお湯が出る点は、さすがグリーン車だと思う。

【4】外房線普通車の方が良いトイレ!?
 昨年11月に、外房線の大原まで、「いすみ鉄道」に乗りに行った。「伊勢海老特急イタリアン」に乗ったのだが、往きは普通列車、帰りは総武快速を利用した。

 
  往きの普通列車は、この6両編成の車両↑だ。この列車のトイレは、車いす対応の「真空式」だった。キレイで快適なトイレだった↓。

  
  帰りは、上総一ノ宮から総武線快速のグリーン車を利用した。総武線快速だから、例の旧式のトイレである。
 往きの普通列車が最新式のキレイな真空式なのに、別途料金が必要な総武快速が旧式のトイレなのである。何なのかなあ!


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 仕事が忙しくて、更新がなかなか難しい状況です。2/5まで多忙で、その直後の週末には、西日本に3日間の乗り鉄をする予定です。