ウドとエビのレモン炒め
「春の皿には苦味を盛れ」
肝に帰経する食材で肝を補い
ウドの風湿を除く作用で春に起こりやすい
腰痛、神経痛の食養生としての薬膳
【材料】
ウド 苦平(白ウド)
エビ 甘温
エリンギ 甘平
レモン 酸寒
胡桃 甘平
ニンニク 辛温
山椒葉 辛温
【調味料】
白ワイン 大1 辛酸甘温(なければ料理酒)
ハチミツ 大1 甘平(なければ砂糖)
山椒醤油 大1/2 鹹辛温(なければ薄口醬油)
塩 鹹寒(海の精)
胡椒 辛温
オリーブ油 大1 甘酸平
片栗粉 大1
【作り方】
ウドは、皮付きのまま酢水に15分つけてアクを取る。
エビに塩胡椒をふり、片栗粉をまぶす。
フライパンにオリーブ油を入れニンニクの香りをつけ材料を入れ炒める。
調味料を入れスライスしたレモンを最後に入れ塩胡椒で味を調える。
ウドは体の風湿を除く作用の他、香り成分が春のメンタル不調を緩和し気分を安定させる。
エビと胡桃は甘味の組み合わせで相性が良く、体を温め滋養、体力をつける。
苦酸の二味の調和を中心に五味のバランスが調った春の薬膳。