薬膳の薬味「山椒」 | 「日々塩梅」 漢方芍薬堂の薬膳 

「日々塩梅」 漢方芍薬堂の薬膳 

漢方芍薬堂は伝統の日本漢方一筋30年の漢方薬専門店です。その漢方芍薬堂が様々な漢方薬相談と共にお客様一人一人に合った薬膳や食養生をご提案いたします。

漢方薬専門「漢方芍薬堂」 兵庫県赤穂郡上郡町

 

 

 

 薬膳の薬味「山椒」

 

「驚き、桃の木、山椒の木」

「山椒は小粒でもピリリと辛い」

辛味・風味共に良く食を進め消化を助ける

 

 

この時期、若葉が旬を迎え、木の芽和えや焼き物、煮物、吸い物に添えられる。

果実は、実山椒といい、青い状態の物を、佃煮、ちりめん山椒に用いられる。

漢方芍薬堂では、醤油漬け山椒、塩漬け山椒として一年分を作り、様々な薬膳に用いる。

果皮は、秋に赤色になった外皮を陰干しして粉山椒として、鰻の蒲焼、焼き鳥、七味唐辛子の材料として用いられる。

 

生薬名「蜀椒」(しょくしょう)

生薬としては、朝倉山椒から派生したブドウ山椒を使用する。

朝倉は、兵庫県但馬地方の地名

 

山椒

薬味薬性:辛温 気剤

山椒は、芳香性辛味健胃薬として漢方薬「大建中湯」に配合される

山椒は、辛温の気剤ですが、温める力が強いことから、腹中を温めるといった

血剤としての働き、下痢を止め、湿を除くといった水剤としての働きもあり

気血水に渡り働くのが特徴

 

古方薬議

「味辛温、中を温め、気を下し、癥結を破り、胃を開き、腹中冷痛するを主る」

Ameba健康部

 

Ameba健康部