「日々塩梅」 漢方芍薬堂の薬膳 

「日々塩梅」 漢方芍薬堂の薬膳 

漢方芍薬堂は伝統の日本漢方一筋30年の漢方薬専門店です。その漢方芍薬堂が様々な漢方薬相談と共にお客様一人一人に合った薬膳や食養生をご提案いたします。

漢方薬専門「漢方芍薬堂」 兵庫県赤穂郡上郡町

 

 

春の薬膳食材「筍」

 

タケノコ

 

春先の体調を調える春を代表する食材

春の陽気でのぼせや、体に熱がこもる不快感をタケノコが体にこもった熱を冷まして解消してくれる。

また、消化促進し便通を調えてくれる。

アクを抜いて調理するので薬味薬性は、苦寒から甘寒へと

二味の調和から辛温の山椒を加えると相性が良い

 

本朝食鑑には、古来日本で食べらられてきたのは苦竹(真竹)、淡竹、長間竹(シノダケ)の筍である。生を採って煮て食べるのが一番良い。それも鞍馬、嵯峨及び京より東北方面の山中の産を第一とする。和州、河州、紀州、摂州、江州、丹州の諸州に多く産出し、はなはだうまいとある。

品質と食味が最も良いのが孟宗竹のタケノコで。孟宗竹は約300年前に渡来し全国に広まった。

 

Ameba健康部

 

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菜の花粥

 

春の美肌に菜の花粥

 

【材料】

黒豆    甘平

赤小豆   甘平

菜の花   辛微温

白胡麻   甘微温

塩(海の精)鹹寒

 

菜の花はビタミンCが豊富で増血に役立つ葉酸も含まれる

ビタミンCは、たんぱく質と一緒に摂るとコラーゲンの生成を助け美肌に役立つ

 

黒豆のアントシアニンと赤小豆のポリフェノールによる抗酸化作用や

豆類の食物繊維も美肌に役立つ

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花わさび紅花粥

花わさび、紅花共に辛温で血行促進させ

大豆、赤小豆で水滞をさばき更年期の女性にお勧めの薬膳粥

 

 

【材料】

花わさび  辛温

紅花    辛温

大豆    甘平

赤小豆   甘平

塩(海の精)鹹寒

 

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おから煮

 

腸内細菌叢善玉菌が喜ぶ副菜薬膳

 

 

【材料】

おから   甘温

ニンジン  甘微寒

ゴボウ   苦寒

椎茸    甘平

コンニャク 甘寒

菜の花   辛苦寒

 

水溶性・不溶性食物繊維を豊富に含むプレバイオティクス薬膳

 

「春の皿には苦味を盛れ」は食養生の定石

五行では春は肝に関連し、その子は心で味は苦味。苦味を食することで肝を助ける。

 

Ameba健康部

 

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長芋山椒粥

 

脾胃を温補し、気力・元気をつける薬膳粥

 

 

【材料】

長芋   甘温

大豆   甘平

赤小豆  甘平

山椒   辛温(自家製山椒の醤油漬け)

 

山薬

薬性提要「甘温 脾胃を温補し、腸を固め、精を濇(しぶ)らし、瀉を止む」

 

強壮薬としての薬効から八味丸等に用いられるほか、参苓白朮散、香砂六君子湯、啓脾湯など脾胃を立て直し気力を益し、元気をつける処方に配合される。

 

 

Ameba健康部

 

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厚揚げの梅醤油炒め

 

気力を益し、貧血を補い元気をつける

 

 

【材料】

厚揚げ   甘温

しめじ   甘平

ほうれん草 甘寒

トマト   甘寒

【調味料】

梅醤油(自家製)酸鹹平

ニンニク    辛温

塩(海の精)  鹹寒

胡椒      辛温

ごま油     甘温

 

脾胃の働きを調え、気力を益し、増血を促し、春に乾燥しがちな肌に潤いを与える気力薬膳

Ameba健康部

 

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たまご餡かけ

春に起こりやすい、憂鬱感を散らし

風湿を消し、補気血行を促進させる

 

 

【材料】

たまご   甘平

椎茸    甘平

キクラゲ  甘平

花わさび  辛温(葉わさび)

 

花わさびの香りと、爽やかな辛味が気をはらし、椎茸の補気作用、キクラゲの補血作用と相まって春の体調管理に役立つ薬膳

Ameba健康部

 

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