たまさんのおすすめ日本映画!「怪物」は普通の人の中に潜む怪物に心を掴まれる映画なのに、、、 | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい!久しぶりの日本映画ご紹介!

ちょっと遅れちゃったけど、話題の「怪物」を

見ました。これはもう、、かなりの作品でしたね」

 

「俺もたまさんに勧められてすぐ見ました」

 

「俺も一緒に見たっす!」

「なんか、ちょっと高度な映画だったけど、

深かったわ!」

 

「たまさん絶賛の安藤サクラ主演だし」

 

「いやこれね、主演って誰かわかんないわよ」

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「あーそうですね、少年たちかもしれないし」

 

「また中村獅童が嫌な役で出てますよね」

 

「私はもう、中村獅童が、今会いに行きますで

出会って素敵な結婚をしたのに、竹内結子と

離婚した時から、いけすかなかったわ。

今回もパワハラで、めちゃ嫌なやつ!」

「いや、たまさん、映画ですから」

 

「マズル刑事、たまさんにそれは通用しないっす!」

 

「まずストーリーを行きましょ!」

 

「そうねいくわよ」

「まず、一見幸せそうな家族がいるけど、

母と息子、父親は死んでいないのよ。

舞台は、大きな湖のある郊外の町。

母は息子をめちゃ大事にしてる」

 

「いいお母さんの感じですよね」

 

「始まりは平和」

 

「そうよ、始まりは、平和」

「でもある日、愛する息子の水筒に砂利!

いじめ!?いじめかも?もう、母親は、

こういう時、自分の子供が中心だから、

うちの子が大変な目に!って焦る」

「これ、たまさん、言っとかなくて

いいですか?ネタバレしますって」

 

「そうだったわ、ネタバレします!

喋りまくります!」

 

「はい安心、これでしゃべれますね」

「断らずにネタバレは、炎上ですからね」

 

「そうよ、知り合いが見に行ったツアーライブの

曲の話をして、まだこれから名古屋で見るのに

なんでセットリストバレしてるんや!って

激おこコメントきたって聞いたことあるわ」

「でも、それぐらいネタバレは

やる気をなくさせるらしいのよ、

でもネタバレするって先に言っといたら

大丈夫みたい。

みなさん、ここはネタバレしますよ!!!」

 

「これで大丈夫」

「さて続きよ。あ、その前に

配役を、シングルマザー役の安藤さくら、

それから、学校の担任教師は瑛太よ!

瑛太っていつの間に苗字がついたの?」

 

「前からですよ、かなり。」

「もしかして、東出くんに不倫されて

離婚した杏も苗字ついた?」

 

「杏は杏のままです」

 

「よかったわよね、東出杏にしてたら、

えらいことだったわよね、、」

「だいたい、東出より渡辺謙の娘だから

渡辺をつければよかったんじゃないっすか?」

 

「バカねえ、、渡辺謙も不倫じゃん」

「あのー。映画からズレてます」

 

「そうだったわ、登場人物の

紹介だったわ。先生が永山瑛太で

後、校長先生が、田中裕子よ」

「これ、いいキャストでしたよね。

あの味は、田中裕子しか出せませんよね」

「まさにまさによ。ジュリーの嫁で

あの、ジュリーの世話をしてるのよ、、

多分、ロケの前に、ジュリーに

和食のご飯を作らなきゃで、大変よね」

「ジュリーも今や、、、」

「あ!ジュリー和食なんですか?」

 

「土を喰らう」って映画見てないの?

丁寧にね、作られた和食が好きなはず」

 

「それ映画の話ですよ」

 

「あのー脱線してるっす!」

「あ、そうだったわ。話に戻るわね」

 

「それで、映画の軸になる少年、

2人の少年を演じるのが、黒川想矢君と

柊木陽太君。それから瑛太の恋人役を

演じるのが高畑充希で、安藤さくらの

息子と友達の男の子の父親が、中村獅童よ」

 

「中村獅童!」

「この少年たちがまた演技が上手い!

もう、本当に二人は惹かれあってるんじゃ?

って思うほどの演技力!」

 

「子供たちうまかったですよね。

しかし、芦田愛菜ちゃんから、ずーと

子役ってうますぎますよね」

「韓国映画の子役もそうよ。

とりついたの?ってくらい上手い」

「さ、さ、ストーリーを先にいきましょ」

 

「そうね、簡単にいうと、

子供がいじめにあってる?と、心配した

母親の安藤さくらは、学校に

怒鳴り込みよね、これぞ、モンスターペアレンツ!」

「怪物!は母親のことかな?って

思いましたよね?この時」

 

「そう、でも私は、最初、この映画は、

子供が怪物だと思ったのよ。どんちゃんの

超能力者の映画みたいに、睨んだだけで、

その人の首が捻れて死ぬ、みたいな」

 

「俺はホラーと思ってました、見る前!」

「うん、怪物の子を産んでしまったって

設定だと。あ、韓国映画で、似たタイトルの

その怪物は、ミンギが本当に殺人鬼みたいに

怪物だし」

 

 

 

「ところが違いましたよね」

「うん、、、元々平和な社会だし、

子供達だった。狂気は中村獅童だけ」

 

「中村獅童だけ、本物の

怪物やろうよ!だって、今会いにいきますで

あんなに瑞々しいはずだったのに、、」

「たまさん、一旦今会いに行きますから

離れましょう、、」

 

「ところがですよね」

 

「そうよ、ところがよ!」

「平和な街で、狂気でもない人たちが、

怪物のような振る舞いをしていないのに、

それがもう、怪物なんですよね」

 

「そう、すぐに学校に文句を言いにいく母、

簡単に嘘をつく子供、子供を虐待する父、

事実よりその場を収めたい先生たち、

これ、瑛太を主人公って思えば、

俺以外はみんな怪物ってなるわ」

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「でも最初、瑛太が演じる若手の先生こそ、

怪物だと思いました、なんだこいつ、

ミケットやん!って」

 

「ええ!」

「怒られてても、へっちゃらで、

どこ吹く風で、、、」

 

「ところが、物語が最初の、

お母さん目線(安藤サクラ)から、

瑛太目線に変わると、全然違う。

今度は、お母さんが怪物に見える」

「それよ!お母さん、何にも、

本質がわかってない!って感じ」

 

「で次に、子供目線に変わる」

 

「急に変わったもんね」

「1本の映画の中で、どんどん目線が

変わっていくって新しいわよね。

2つならわかるのよ。私目線と、俺目線」

 

「それにお話も時間軸が戻ったり

進んだり、、、ああ、、同じシーンが

今度は先生目線になると、、って」

「でもね、もっとびっくりしたのは、

この映画、子供目線になってから、

なんとBLだったのか!って度肝よ」

 

「ええ?子供なのに?」

「ミケちゃん、あなた何を見てるの。

男の子たちは、互いに好き同士なのよ。

子供だから、友達の好きと恋人の好きと、

アニメの好きと、ハンバーグの好きの

違いなんかわかんないだろ?って

意見は吹き飛ぶわ。これはね、もう、

お互いの体の温もりを求めう恋人の好きよ!」

「ええええええええ。わからなかったっす」

「節穴すぎて、喋りたくないわ。」

「怒ってる、、肉がやばいぞ!」

 

「まじやばい」

「あは、あはは、、

いや、違うっす。二人は

求め合ってたっすよね。

本当の好きっすよね」

 

「そうよ、、」

「あーこれ、たまさん今プライムで

セマンティックエラーって素敵なBL

ドラマやってるっすよ」

 

「ミケちゃん!そうなの、私、

見たいと思ってたのよね」

「怪物の映画もまだまだ何も進んでないのに

いい映画だし、語りたいこと

あるのに、なんでいきなり、BLドラマ

の話になるんですか!」

 

「マズル刑事が怒ってる!ぷ、、」

 

「なんだと!肉より大事な話だろ」

「映画評論家気取りで!ぷ、、」

「映画で人生が変わりました、、、ぷ、、」

「ミケちゃん、映画を娯楽って思えない

石頭猫はほっときましょ、、怖い怖い、

ミケちゃん、来るの来ないの?」

 

「俺までやばいっす!」

「そうっすね、もちろんお供するっす!」

 

「おい!」

「ええ!終わってないだろ、映画紹介!」

 

「あとは、マズル刑事が説明してくださいっす!」

「うー」

「もう!二人行っちゃったから、続きは

俺が語りますよ。。まあ、最初は学校でケンカが

起きて、子ども同士のケンカだって思ってたら、

いろんな嘘や、いろんなしがらみや、

いろんな思いや、でも極悪人はいなくて、

当人たちの主張は食い違い、それが次第に

社会やメディアをも巻き込んだどえらいことに

なってします。」

「瑛太は虐待教師として

メディアに載っちゃうし、恋人は離れちゃう。

それはもう、今度はメディアっていう

怪物に潰されそうになるんですよ」

「でも、真実は違う、瑛太は一見いい先生だけど

自分の常識みたいなのを押し付けてるし。

ジェンダーレスの時代なのに、男の子は!

って言い方してる。これプレッシャー怪物かも。

真実は子供達のもっと純な一緒にいたいって

気持ちだったってことなんだけど、

ラストが、すごく曖昧でふわっとしてるので

映画を観た人ともっと語り合いたい

気持ちになります。

なりますけど、、二人はBLの話で

盛り上がってるみたいで、、とほほです」

「この映画、いろんな賞をもらってるし、

正直、万引き家族より、こっちの方が

かなり良かった。もっと詳しく説明すると

「万引き家族」でカンヌ国際映画祭

パルムドールを受賞した是枝裕和監督の作品!

映画「花束みたいな恋をした」の人気の脚本家の

坂元裕二によるオリジナル脚本!さらに音楽は、

2023年3月に他界した世界の坂本龍一が手がけた。
これはもうこのメンツだけでもすごいですよね!」

「そんなこんなで、全然BLとか

あまり関係ないので、

ホラーではない人間の中に潜む

普通の人の中に潜む怪物を

感じながら見て欲しいです!

それでは来週は、たまさんが

最後まで語ると思います。

この映画、4マズルです!

おすすめです!そんなこんなで

たまさんはいないけど、

チャオです!」

 

 

 

 

 

 

 

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