たまさんのおすすめ韓国映画!「コンクリートユートピア」はイビョンホンが覚醒する演技がすごすぎる! | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「年が明けてからもう2週間以上経ったのに

被災地は生活も道路もまだまだ、、と

連日ニュースで流れてます。

そんな時にこの災害がテーマの映画、

コンクリートユートピアを

ご紹介すべきか悩んだけど、フィクションの

世界として、映画として、俳優たちの活躍を

中心にご紹介します。」

「もう、すごい映画でしたね」


「そうね、いろんな意味ですごかった」

「3人で見たっす!居眠りとか

全然しなかったっす!」

 

「そりゃそうだろ!」

「ストーリーはたまさんが

紹介してください」

 

「そうね、行くわよ」

「大災害により荒廃した韓国・ソウルが舞台!

ある日、突然に全てが崩壊するの!

ソウルが崩壊したのか?と思いきや

後から調べたら、世界が同時に崩壊したのよ」

 

「そうなんすよね、俺、いつ海外から

助けが来るのか?

国連から助けが来るのかって待ってたっす!」

「そうなのよ、まず、今回は新作にも

かかわらず、少しネタバレします!

なぜならネタバレせずにこの映画を

説明すると、世界を未曾有の大災害が襲い、

世界が廃墟と化した。ソウルでは

崩落を免れたマンションに集まった

生存者たちの争い、生存競争が起こった、

終わりって感じで」

 

「それっす!」

「まず、こういう映画のラストとして、

普通、いろんな争いがあった後、

国連の飛行機がやってきて助かった、、

ああ、、恐ろしかった、、で終わるんだけど

最後まで誰もこなかったもんね」

 

「世界中が災害って、どこかに

そんなセリフあったすか?」

 

「それよね」

「おまけにこの災害の原因もわからないまま。

世界が壊れたから、当然どこの国のテレビ局も

壊れたし、ニュースもないし、情報もない」

 

「たまさんこれを一言で言うと、、」


「はじめ人間ギャートルズの世界が

やってきたわけよ」

 

「はじめ人間、、、、」

「たまさん、ネタバレしてもいいですから

ストーリーを進めましょうよ」

 

「うるさいわね、今からよ」

「世界を未曾有の大災害が襲い、

韓国の首都ソウルも一瞬にして廃墟と化した!」

 

「だからその話は終わったっす!」

「だって、最初から言わないと。で!

唯一崩落しなかったのがファングンアパート!

よその国はわからないけど、ソウルでは、

この唯一残ったアパート(マンション)に

生存者が押し寄せ、不法侵入や殺傷、放火が

続発する!この舞台は韓国で、監督も

韓国人、もしもこんなことが起こったら

我が国の人々はこうなる!って

考えて作ったんだと思うけどさ」

 

「なんですか?」

「日航機の火事見た?もうね、全員が無事

脱出できたのは、日本人のこのね、譲り合いや

助け合い、パニックの時も人の言うことを

聞くって姿勢があるのよねえ。」

 

「いやたまさん、映画の話を進めましょうっす」

「だ、か、ら、この災害は世界で起こったって

設定でしょ、これね、カメラを複数で

日本、アメリカ、イギリス、、って

やってほしかったな」

 

「たまさん!映画の話を進めてください」

「マズル刑事、、このまま

脱線してたら、いつ肉が食えるか

わからないっすよ、俺たちお年寄りに

なってしまうっす!話は巻き巻きで!」

 

「そうだな、俺が脱線を止めるよ!」

 

「話を続けるわよ!このマンションの住民は

マンションに住民以外が、入り込んできて

不満爆発よ!乗っ取られるとか思うし怖いし。

で!危機感を抱いたマンションの住民たちは

主導者を立て、居住者以外を追放していくの」

 

「その代表者が、我らのイビョンホン!」

 

「それ!」

「うん!でも、実はいつもの、

イビョンホンじゃない」

 

「なんか弱っちいのよ、器が小さい感じ。

生まれてきてすいません、、

みたいな態度なのよ。

でも、これはやがて独裁者になってゆく

イビョンホンの、進化の過程だったの!」

 

「おおおお」

「大切なことだから、2回言いますよ。

今回のイビョンホンは、映画の中で

進化してゆきます!最初は、

オドオド、、次に自信を持つ、

最後には独裁者として君臨よ!」

 

「おおおおおおお!」

「他にイケメンは出てないんでしたっけ?」

 

「何を言ってるの!天下のイケメン!

パク・ソジュンが準主役よ!」

 

「パクソンウン、、出てなかったっすよね」

「ミケちゃん!パクソンウンじゃないのよ

あのパク・ソジュンよ!梨泰院クラスの!」

 

「知ってるっすよ、冗談す!」

「、、早く調べろよ!」

「、、、わかってるっす!」

 

「もう、パク・ソジュンをわからないようじゃ、

ダメね、、ミケちゃん、、」

「いや、、あの、、たまさんの

紹介してくれた俳優は頭に入ってるっす!

今回、みんな被災者で、顔を汚してるから

わからなかったっす」

「それよ!実はわたしもパクソジュンといえば

キラキラ王子様系イケメンで、似合うのは

お金持ちおぼっちゃまキャラ、さらに

俺様キャラだと思っていたから、今回あまりの

地味キャラプラス顔汚れで、

一瞬わからなかったのよ。」

「たまさんがわからないなら、

俺たちは尚更わからないっす!」

 

「そうよね、、いつもなら、

脇役のガヤでお馴染みのおじさんや

おばさんも見当たらないしって

思ったけど、みんな顔にスミ塗って

汚してるしわかんないのよ」

 

「全員汚れ!」

「家が無くなって、このマンションに

やってきた政治家役の方!Dさんとこで

詳しく読むまで誰だかわからなかったし。

要するに、イ・ビョンホンと

パクソジュンと妻役のパクポヨンと、

婦人会会長のキムソニョンさん以外、

ガヤとしか見れなかったわ。」

 

Dさんのブログはこちら!

詳しくわかります!


「でもかわい子ちゃんが出てきたっすよ!」

「ああ、イ・ビョンホンの隣の

住人の子!この子は、ハチドリって

映画の主演で!!ああ、みずみずしいのよ。

どれだけ瑞々しいかっていうと」

「いやたまさん、みずみずしさの話は

また今度で(巻き巻き)」

 

「またゆっくり後で!」

「そうね、今回、この映画はイ・ビョンホンの

素晴らしい進化論演技と、こだわりのCGや

セットで、評価は高いけど、

わたし的には、ラストでなんなん?って

なったのよ。これオチがないやんって。

どうなるのよ、この先?中途半端な

終わり方すぎる!って憤りだったけど、

監督のインタビューをよんだら、

この映画には結末がなくて

みんなで疑問を持って帰ってくれたら、みたいな

ことが書いてあり、わたしまんまとやられてる!

監督の手のひらでコロコロやん!って

なりました。」

 

「コロコロ、、ププ」

「要するに、世界が同時に大災害にあったことは

ないし、まさに未曾有だから、

さて、ギャートルズからはじめなきゃね。

でもこれって、人生のリセットを夢見てる人とか

親ガチャとか言ってる人には、

それこそみんな平等に全てなくしたんだから、

ゼロからどうする?って話なのよね。

友達なんかいらない、1人で引きこもって

いたい、、とか言ってられないからね。

そんなことしたら、死んじゃうんだから。

死んでもいいや、って人は置いといて、

生きる!をテーマにするなら、

これは、わたし的には続編を見たい。

これはね、普段文句ばっかり

言ってる人への挑戦でもあるわよ」

 

「普段文句!」

「俺っすか?」

 

「お前以外に誰がいるんだよww」

「映画に戻ると、マンションから住民以外を

追い出すときに、イビョンホンはすごく頑張ります。

よそ者から鉄骨で殴られて、頭から血を流しながらも

マンションは住民のものだ!って叫んで、

マンションの住民の生活を守ろうとする。

この勇敢な姿に住民は感動。イビョンホンの

声に続いて、みんなも声を上げるの。

やがてよそ者を追い出すことに成功すると、

みんながイビョンホンの役名ヨンタクの名前を

連呼、俺たちの代表!俺たちの神!みたいに

崇めるのよ。するとね、イビョンホンは覚醒!

今まで、冴えない人生を送ってきたであろう自分が

まるで政治家のように、人々の中心に!

目が爛々と輝いてくる」

 

「俺たちも、おおおおってなりましたよね」

「私、思ったわ。最初からスターなんていない。

最初から政治家なんていない、周りがそれを

作るのよね。民衆の声で、覚醒していくのよ」

 

「このシーンは好きっす!

いつか俺も、ミケット、ミケットって

299署の中心に、、」

 

「なるわけないだろ、、ププ」

「この後、生活を守るために

ルールを決めたり、食べ物などを探しに

マンションの敷地外の下界に出たり

するんだけど、このシーンがまた

はじめ人間ギャートルズを思い出させたわ。

男は狩りに、女たちは炊き出しにみたいに。

今は豊かな世の中だから、男女平等が

叫ばれるけど、一旦世界はゼロになったら

また狩りに行く、食事を作るって

男女で分担するような気がする。」

 

「ああ、、、」

「俺は絶対狩りには行きたくないっす!

俺は味噌汁の味見係とか

みんなが楽しめるゲームを考えるとか

そんな仕事がいいっす」

 

「楽したいだだろ!」

「まあ、ミケットみたいな人は、

生活に必要ない人材として、配給が

少ないのよ、ビスケット1枚とか。

マズル刑事も体力ないしね」

 

「ええ!、、、」

「この映画は、最後まで助けが来ません。

ネタバレになるから言わないけど、

イビョンホンは、やがて独裁者になり、

マンション以外の人を匿った住民を

晒し者にしたり、罰を与えたり、

だんだん顔つきも変わってくる。

でも、独裁者は失脚する、そのあたりから

またイビョンホンの進化があるから

もう目が離せないわ」

 

「すごい俳優ですよね」

「うん、、俳優目線でいくと、

イビョンホンはあっぱれだけど、

脇役に徹したパクソジュンもすごい。

あんなにキラキラ王子様が、地味で

惨めな役を演じきってます。パク・ボヨンも

可愛いだけの女優から、もう驚く演技派へ。

そして婦人会役のキムソニョン、、ああ!

素晴らしいわよね。」

「ん?リアクション少ないわね」

「え?」

「なんだお前、どうした?」

(もう、腹へり限界だろ?

言ってしまえ!)

「ああ、、お腹すいたっす。」

「なあんだ、お腹空いたのね」

「そうね、ミケちゃんとマズル刑事で

たまにはお店を探してくれる?

こんな映画の後だし、北陸の災害も心配で

食欲もあまりないの、、、」

「あ!たまさん!俺、この恵比寿のよろにくって店の

シルクロースってのが食べてみたいっす、

ああ、うしごろって店もおいしそう、、

それから、、」

「お前って、よくこの映画見た後で

高級な肉を食べようって気になるなあ」

 

「いや、見たからこそっすよ!

体力をつけなきゃ、いつ何時!」

「マズル刑事、、この映画から

何一つ学ばない、港区女子のような

ミケットには、どのような試練が

必要かしら?」

 

「肉攻めで!ぜひ限界まで食べる試練を!」

「はあ?」

 

「さあて、みなさんとはこの辺で。

今日は、ネタバレしてるようで

実は映画の芯の部分には触れてません。

イビョンホンがどういう人物なのか、

この物語は何を伝えたいのか、

私なりにはいろいろ意見はあるけど

あえて書いてません。まだ公開中で

ぜひ見て欲しい映画だからね!

ただ、監督については、本当に

この投げっぱなしのラストでに良かったんですか?

って聞いてみたいわ。もしかしたら続編を作って

その主演はドンちゃんじゃないんですか?とか。

監督は実は、ドンちゃんの隠された時間が

初の長編映画で、この作品は2本目、、、、

ドンちゃんは撮影時、監督とじっくり

語り合った様子で仲よさげだし。

まあ、イミョンセ監督との仲良しぶり以上か?

って言われたら知らないけど、、笑

まだまだオム・テファ監督を語るには2本しかないし。

インタビューも熟読したけど、これからの人よね。

私はこの映画3・5マズルかな

それでは来週までちゃお!

予告編・公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

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