ウォーレンバフェット10 投資家の資質 自分の考えを持てること
バフェットの考える投資家の資質3つ目は
------------------------------------
他人の意見に左右されずに、自分で考えること
例えば、その株を買う理由を全部上げて
自分の最終判断をくだす。
これについて、他人の意見など絶対にきかないこと。
自分で判断できるだけの十分な知識がまだないなら、
判断を先に延ばせばいい。
バフェットの師匠のグレアムの言葉がよく引用されています。
「他人があなたの判断に同意するかどうかということは、
あなた自身の判断が正しいかどうかとは全くの別個の問題である。
あなた自身が事実を正しくつかんでいるかどうか、
そして正しい論理展開を行っているかどうかだけが、
あなたの判断の正否を決める。」
-------------------------------------------
まったく、男たるものそうありたいものです。
ただし、自分も注意しなくてはいけませんが、
下手すると意固地のお馬鹿さんになりかねません。
”事実を正しくつかんで、正しい論理展開をしているか”
これがポイントになるんでしょうね。
これを正しくやるためには、何回も自問自答する必要がありそうですね。
でもそれで、自分だけが見つけた正解を導きだせたら、
どんなに嬉しいことでしょう。
ついでに金にもなるし。
ウォーレンバフェット9 投資家の資質 辛抱
バフェットの考える投資家の資質の2番目は
辛抱強さなのですが、
これについて、単純にまねると怪我をします。
引用のあとに書きます。
-------------------------------------
2. 辛抱強いこと。
「たとえこれから10年間 証券取引所が閉鎖されてもかまわない」
といえるくらいの好きな銘柄でなければ買うべきではない。
とバフェットは繰り返し言っています。
永久に持ち続けてもよいと思えばこそ 買って株主になるべきで
値上がりすると思うくらいではダメだ。
株式の価値を常に正確に評価することは誰にもできない。
しかし、ごくたまには可能であり、金儲けにはそれで十分だ。
これに反して、株価の動きを予測するという方法は、
所詮、推測の域を出ない。
会社を正しく選び、その株を妥当な値段で買いさえすれば、
それにふさわしい結果が待っている。
-------------------------------------------------
既に書いたように、バフェットも株を売るときは大胆に一気に売っています。
この発言はバフェットの心意気を表現しているのでしょうが、これだけ読むと
バフェットが売るときは大胆に売るなんて想像もつかないですよね。
これは誤解すると危険だと私は考えます。
また、バフェットにとってはこれは ”辛抱” ではないのでは
ないかと思うのです。
というのは、彼は、
現金をもつことや、
株価の上下に一喜一憂することより、
自分が利益を生み出すビジネスを所有していることにこそ
より大きな喜びを見出している人にみえるからです。
ただ、ここで謙虚に学ぶべきは、こういう精神の投資家が
結果的に世界一の金持ちにもなるほどの投資結果を
得られたということです。
お金を生み出すビジネスを彼のように徹底的に理解し
それを所有するほうが、より確かな結果をえられるという
ことなのかもしれませんね。
ただ、これも、いずれ書きますが、こんなゆったりした
投資スタイルで、なぜ、彼はほぼ0から世界一の
金持ちまでいけたのかという大きな疑問がわきあがります。
それをバフェット自身は当然理解して自覚しているはずです。
そこについては、彼自身が触れた資料はみつかりませんでした。
いずれ、それも自分なりの考えを書いてみます。
ウォーレンバフェット8 投資家の資質 抑制
バフェットは投資家が成功する条件として6つの資質をあげています。
--------------------------
1.抑制の効いた貪欲さによっていつも心が活発に動いていること。
投資の面白さにみせられていること。
だた、貪欲さのために自分を見失ってはならない。
あわてるのもいけない。
金銭にこだわりすぎると自分をつぶしてしまうが、
逆に淡白すぎては働く気さえも起きない。
さらにゲームは楽しまないといけない。
---------------------------
と最初にあげています。
私には、これは特別に大切な言葉にみえました。
これは一流の人がその道を極めるために話すことと
共通のことが含まれています。
自分のやっていることを 面白がって、楽しんで、でも肩に力を
入れすぎないで、心と身体の柔軟性をうしなわないようにする。
これはスポーツでも仕事でも本当によい結果をだそうとするとそうだと思います。
投資もそうだということなのでしょう。
そしてここは禅問答のようですが、
本来お金を儲ける為にやっている行為なのに
それに貪欲になりすぎてはいけないといっています。
おそらく貪欲になりすぎると、心の自由度が落ちて
冷静な判断力をおとしてしまうということなのではないでしょうか。
驚異的な成果を上げる長期投資とは マイクロソフトの場合
バフェットのような、長期投資をもしマイクロソフトでやっていたらどうなったでしょうか?
下のチャートは画像汚くてすみませんが。マイクロソフトの上場来の株価の推移です。
対数関数になっているので、もしこれが普通の目盛りのチャートならもっと急激に
立ち上がっています。
上場後、最安値の0.099ドルをつけています。1986年の2月くらいのようです。
そして 最高値は58.375ドルで 1999年の年末につけています。
実に590倍までいきました。
その後はその最高値を更新できていません。
このタイミングで買って、売ることができていれば、
約15年間で、約600倍の利益を得られたことになります。
オラクル社も数百倍になっています。
EMC社にいたっては1000倍までになりました。
他にもナスダックに上場しているIT企業では驚異的な成長を遂げた会社が
たくさんあります。
IT業界というこの20年あまりで急成長してきた業界で、デファクトスタンダードと
なれる会社をいち早く予測し、投資してあとは長期でもっておけばよかったことになります。
マイクロソフトについては、上場後しばらくは、他社に買収されてもおかしくない
状況が続きました。DOSの世界では、ロータス社(後にIBMが買収)等のより
強い会社があったからです。
ただ、結果論かもしれませんが、本当に優秀なIT業界に詳しい投資家であれば、
Widows3.0、3.1が出荷された段階でこの会社が、OSとアプリケーションで
デファクトスタンダードを握る可能性が高いことを予想できたようにも思います。
そのときに投資したとしても100倍になっていたわけです。
そして、今現在も、きっと将来100倍以上になる会社が
どこかにあるのです。
余談ですが、
そのころ、私はマイクロソフトに勤めていました。
社内持株を結婚費用にあてるために売り払いました。
その後ストックオプションも捨てて転職しました。
おかげで、今もビジネスに真剣です。('-^*)/
ウォーレンバフェット7 超早熟な少年時代
やっと夏らしい天気になってきましたね。
嬉しいです。夏好きなもので。
子供のころ夏休みが楽しみでした。
近所にあまり室内プールもなかったので、夏だけ泳げたのも大きいです。
勉強はやりもぜず、成績もあまり良くありませんでした。
そんな僕ですが、大人になってから、 勉強がとてもできたんだろうなという
人に会う機会が何度もできました。
大学の教授とか、高学歴ビジネスマンとか、こないだなんか
ある若いイギリス人と話していたら、ケンブリッヂ大学の博士だと
わかって、
「ニュートンの後輩ジャン、凄いなあ。」
「まあね。」
なんて会話をしました。
とても頭が良くて、魔法のようなソフトウェアを作れる人でした。
ところが、商売のセンスは全然ないのです。残念ながら。
自分の作った魔法のようなソフトをどうやって商売にするか
という発想はまるでないか、的外れでした。
勉強ができても、商売のセンスがない人はたくさんいます。
不思議なほどいます。
さて、ようやくバフェットの話です。
バフェットは、この両方を非常に高いレベルでもっているのです。
(以下は現在絶版となっている ファンド・マネージャーという本の
中のバフェットへのインタビュー記事をもとにしています。)
彼は15歳のときに中古のピンボールゲーム台を
床屋に置くというビジネスを始めます。
現代なら、ゲーセンで遊びだすくらいの年齢で、
ゲームマシンのリース商売を始めたというところでしょうか。
バフェット: 「25ドルで中古のピンボールマシンを買って、
床屋に置かせてもらって一日たったら何と4ドルも入っていたのです。
幸運の女神がやってきたぞと思いましたね。」
彼は高校卒業する前に農地40エーカーを1200ドルで手にいれました。
それどころか、
11歳で既に株の売買で利益をだし
株のテクニカル分析に興味もちやりだし、(これは意外ですね。)
ゴルフボールの回収、再販のアルバイトをやり
後の大株主になるワシントン・ポスト紙の配達をやり、数区域を受け持ち
これで9000ドルの財産を作って大学の学費も自分でまかなったそうです。
さらにそればかりか、
12歳のときには ”競馬の予想表” を 作って販売していたそうです。
それも、下院議員をつとめていたお父さんに頼んで、
議会図書館にある ”競馬” と ”ギャンブル”に
関わる本を全部残らず借り出してもらって。
バフェットは父がそんな本を借り出して、図書館の人は
どう思っただろうと今でもときどき思うのだそうです。
というのも、バフェットのお父さんは謹厳実直でしられ、
お金に興味をしめさず、
自分の議員としての昇給分を国に返したほどの人だそうです。
そんな人がいきなりそんなギャンブル本をまとめて借りていったら、
事情を知っている人なら、ソリャー驚きますよね。
もっと驚くのは、そこまでバフェットの頼みをきいてあげて、
ここまで子供に自由に商売をやらせていたことです。
バフェットはこの歳にして商売に関することで理解できないことは
ないほどになっていました。
このインタビューの中で
「俺は金持ちになれるんだ、と常に確信していましたね。」
と何度も口にしていたそうです。
彼は、商売のセンスと、知性と、財務分析能力と全てを高いレベルでもっているようです。
そしてそれこそが、会社のビジネスを丸裸にして理解することに
非常に役立っているはずです。
会計の専門家で同時に商売の達人なら、財務分析して出てくる数値が
実際のビジネスでどのような意味を持っているかを理解できるからです。
これができる人は、私の知っている限り、非常に少ないです。
僕は最初に出てきた、ニュートンの後輩みたいな人が大好きなんですけどね。
ウォーレンバフェット6 利益の源泉とは
雨の日がつづきますが、急に青空が見えたので
僕は急にバイクで山の中に行ってきました。
帰りは土砂降りでずぶ濡れになりましたが、
それでも楽しかったです。
もし僕がお金持ちだったら、バイクがとてもとても
高価なものだったとしても買いますね。
僕にとってバイクは特別な価値があるのですから。
さてこんな話がバフェットとつながるのか試してみます。
バフェットの情報を集めて、よく彼が説明に使う言葉に
”フランチャイズ” というのがあります。
”マクドナルドか?” とか思っちゃいますよね。
バフェットはこの言葉を
特別な利益を得るためのポジションに
いるというような意味合いで使っています。
例えば、
IT業界ではウィンドウズとオフィスをもつマイクロソフト
インテルアーキテクチャーCPUを生産するインテル
両社とも、これからは知りませんが、この20年間あまり
自社の主力製品がデファクトスタンダードだったので、
価格を自社でコントロールできました。
あんまりやると独占禁止法に抵触しますけどね。
でもユーザーにとっても、PCメーカーにとっても
実質上他に選択肢がないからそれを使うしか
ありませんでした。
こういう会社はその地位が守られる限り圧倒的に強いですよね。
バフェットにとっては、それを自分が十分納得いくまで理解できる
産業で、その彼のいう ”フランチャイズ” をもっている
会社を選び出しているようです。
バフェットはコカコーラ株を持ち続け、自らも一日に何本も
チェリーコークというものを飲んでいるそうです。
その彼が中国について語ったときの言葉を僕はまだ覚えています。
「これから10億の人がコカコーラを飲むようになると
コカコーラの売上はさらにのびるだろう。」
コカコーラを飲む人は定期的に飲みますよね。
しかも原価はかなり安いでしょう。
さらに、莫大な広告宣伝費による巧みなマーケッティング、
その他企業努力により良い位置をキープし続けています。
しかもあの炭酸飲料は癖になりますし、余り飲まないぼくですら
ペプシよりコカコーラのほうが印象よいのです。
自分でも何故かわからないのに。
実際は炭酸入り砂糖水と対して変わらないかもしれませんけどね。
ともかく特殊な価値を多くの人が認めしまっている。
逆にそういう ”フランチャイズ”がないものはいくらでも価格競争に
巻き込まれて利益率が上がらなくなってきますね。
これ書いていて、さらに思ったのは、株式投資を超えて、
これってそれぞれの人間もそうなんですよ。
特別な価値を提供できなる人間になることでしか
大きな収入は手にできないですよね。合理的には。
この手法を僕たちが応用するには、
1.自分が良く知る業界の中で特別に有利なポジションを
得ている会社をみつけだすこと。
2.理想的にはこれからその有利なポジションを得る可能性が高いけど
自分以外の人はほとんど気がついてない会社をみつけること。
3.そしてそれに確信をもてるまで調べること。
4.その会社の株価が割安なときに買うことですね。
でもどこかで、自分のよみと外れたと思ったときは
傷の浅いうちに売るべきでしょう。
確信が合理的に確かなものなら保有すればいいでしょうが。
僕たちはバフェットほどの分析するのは難しいですから。
そのバフェットも失敗しているのです。
それも何回も。
ただ、そこで
傷を最小化する方法がとてもうまいということのようです。
危険を予測して最小化する能力がとても高いようです。
彼の一番深く関わっているビジネスは保険業ですしね。
続く。
ウォーレン・バフェット5 数値で測れない大切なもの
皆さんはこんなことを思ったことはありませんか?
なんでこんなに優秀なスタッフが頑張っているのに
この会社はうまくいってないのだろう?
逆に、なんでこんなにチームワークも悪いのにこの
会社は発展しているのだろう?
僕は浮き沈みの激しい業界にいたせいかそう思うことが
多かったです。
さて、バフェットはて企業の価値をどうやって見極めるのでしょう?
バフェットでないと伺い知れないほど、詳細に分析しているはずです。
それでは彼は投資する企業の評価で大きな失敗をしたことは
ないのでしょうか?
それがおおありなのです。
バフェットが奥さん分とあわせてもっている自己資産の99%は
バークシャーハザウェイ社の株式だそうです。
このバークシャーハザウェイはもともと繊維会社でした。
株価が非常に割安だったので、バフェットは大量に買いました。
その後、実質上オーナ経営者になります。
繊維のビジネスは終了して、今は世界最大の持株会社であると
言われています。
バフェットは前回紹介したベンジャミン・グレアムに心酔して息子に
グレアムという名前をつけたほどです。
ですから、グレアムの教えを忠実に受け入れ、会社を数値で
評価して、割安、割高を判断し、それ以外の要素を当初は
少なくとも今ほどは考慮しなかったようです。
彼にとって繊維会社だったころのバークシャーハザウェイの株は
買うことを我慢できないほど、割安でした。
それでも、この会社のもともとの本業であった繊維事業は破綻しました。
経営者も優秀だったそうです。従業員もやる気にあふれていたそうです。
何がいけなかったのでしょう?
アメリカでは繊維産業自体が衰退産業だったのです。
いくらやる気があって優秀な人達が集まっていても、
これではどうしようもないですね。
バフェットはこの会社の工場を閉じて究極の業種転換をしたことになります。
さらに、有望な産業にいる会社でも
その産業の中で強い立場を維持できる、できれば拡大できる状況を
作り出せなければ発展できません。
経営者がたまたま幸運に恵まれているのか、本当に優秀なのか、
誠実に長期的視点で経営してくれているのか、
そういったことは数値化は困難ですが、会社の将来に大きな影響を与えます。
それらの数値化できない要素を十分に理解上で株価が十分に割安と
判断できればその株を買いなさいと、バフェットは言いたいのだと思います。
昨日書いた、”ミスターマーケット”が鬱状態のときに。
続く
ウォーレン・バフェット4 躁鬱病患者から金をむしりとる男
こんにちは バフェット本の読みすぎでゲップがでそうな まさ です。
こんなに頑張っても、自分の好き勝手放題ブログ
(バイク 水泳 ゴルフ 音楽) のほうが読まれているのです。
本当に不思議なもんで、力入れて告白するとふられて、
何も考えずに自然に接しているほうが接近できるような感じでしょうか?
さて、バフェットを語る上でどうしても触れないわけにいかない人物がいます。
バフェットの師のベンジャミン・グレアム です。
ウィキペディアの彼の項にもかいてあるように、
(名前にリンクしました。)
彼は
”ミスターマーケット”
という概念を説明しています。
毎日株を売買してその値段を強制的に決めてくる株式市場のことですね。
これを擬人化してみると面白いのでよと。
これはグレアムのとてもうまいたとえですが、
バフェットはこれをさらにすすめてですね、
この
”ミスターマーケット” 君は
重度の躁鬱病なんだよお。というわけです。
毎日、勝手にドアをドンドン叩いてきて、鬱の日は
「大変だよ、世界はこのままじゃは破滅だよ、株なんて何の意味もないよ。
一円でも値段つけてくれたらね。売っちゃう。売っちゃう。ついでに薬も打っちゃう。
お願いだよ。買ってくれよ」
ときたら。 バフェット君は、
「そうか、それは可哀想に、僕ちゃんお金はたくさんあるから買ってあげるね。」
(とかいいながら、実際の価値がずっと高いことをよく知っているもんね。)
とやるわけですわ。 (すみません。気分のほうがのってきましたので脚色しすぎで)
それで、
ミスターマーケット君は躁状態のときは
「世界は薔薇色だ。ニューエコノミーだ。人類はどこまでも発展するのだ。
いくらでもいいから株売ってちょーだい。お願い。世界一の株もちのバフェットしゃん」
とやってきて。またバフェットしゃんは実際の価値よりずっと高い価格で株を
売ってやるわけです。
これが、うそのような本当の話で、過去このようなことが
繰り返されてきているわけです。
そして、ほとんどの人間は周囲の情報で自分も踊らされてしまうから、
このミスターマーケット君と一緒になって動いてしまうわけです。
そんな中バフェットは、企業の価値を冷静に見極め、
自分で評価した、株の本来の価格に基づいて売買の判断を行うと。
これは、そのまま真似するのが、難しいとしても、私達も
心がけたいところですね。
例えば、特定の狭い分野の会社でもよく研究して、
そのビジネスが堅実に発展すると高い確率で判断できるなら、
その株価が何らかの理由で暴落したときこそ買うチャンスです。
その行動の成否は ミスターマーケット君より、その会社のことを
よくわかっているかどうかで決まるのでしょう。
まあ僕の場合の最大の問題は自分も躁鬱気味なことですね。
皆さんはどうでしょう?
次回は、その見極めについてのバフェットの考えを研究してみます。
単なるファンダメンタル分析とは違うんですね。やっぱ。
ウォーレン・バフェット3 長期保有は堅実とは限らず
今日はとても涼しくて、昨日までの蒸し暑さがウソのようです。
この涼しさのおかげで自分も少し冷静になれて助かっています。
僕は別に 「バイク 水泳 ゴルフ 音楽」 ブログも書いていて、
こちらで好き勝手、自由奔放に書いているので、
こっちの 「投資家列伝」は考えて、まとめて、
カッコいいことをかくのだああああああ。
と力が入りすぎて、でだしから無理があってつまんなくなってました。
でも「投資家列伝」をまず書き始めたことは新しいことができて嬉しいです。
また、ウォーレンバフェットの本や資料を読み続けて自分がどう思ったかを
できるだけ素直に書いたほうが、読んでくれる人のためにもなると気づきました。
それで気を取り直して、ウォーレンバフェット3です。
バフェットは読めば読むほど、小憎らしいほど、堅実で 賢く 抜け目のない人だと
わかってきました。
当たり前ですね。世界一の金持ち(現在は3位くらいか?)にもなったくらいですから。
ところが、前回にも書いたように、彼の一番知られている投資スタイルは
”優良企業の株の長期投資” ですから、
(これなら俺も真似できるぞ、堅実だぞ、良いかも)
と思ってしまう人が多いのだと思われます。
もう20年前のバブル崩壊後、日本人が日本の株式市場でこれを
安易に真似した場合、かなり高い確率で、大損をしたことでしょう。
バブル崩壊時の日経平均が約39000円、今は9500円ですから。
もちろんバフェットなら、日本のバブル当時に、決して日本の会社の株を買わなかったでしょうが。
それどころか、彼は、その後も公表されているデーターで僕が入手できたものを
見る限り、日本の会社の株を買ったことがありません。
彼は中国と韓国の株は売買しています。
バフェットは中国の石油会社 ペトロチャイナ株を全体の11%まで買い2007年10月に
全部売却しています。 まさにピークで売り切ったわけです。
下のチャートをよく見てください。まさに神業です。
丁度そのとき、売買高も急激に増えています。このときバフェットは冷静に
自分の所有していた株を欲に駆られた人達に高い値段で売ってあげていた
わけです。
この売却益は約3700億円です。 彼は、株価が自分達の評価基準を
超えたから売却したとしか発言していません。
実際そうなのでしょうが、普通の人間ならまだ上がるかもという欲に負けて、
急激に株価が上がっている局面で冷静に売り切ることはできないハズです。
そう彼は売るべきときは
大胆に一気に何千億円も売り切っているのです。
このことからも、バフェットから ”優良企業の株の長期保有” ということだけを
”安易” に学んで、日本でそれを下手に真似したら、
損する可能性が高いのではと私は推測するのです。
彼から学べて、僕たちにも役立てられること、安易に真似してはいけないことを
探すには、素直な心で彼の行動と発言を冷静に見ていくしかないのでしょうね。
続く
ウォーレン・バフェット2 巨人より機敏な僕たち
僕はこのバフェットの記事を書くために、既にバフェット関連本を何冊も読み漁っています。
あまりにも賢く冷静な人なので、ここから何をどう学べばよいか
かなり考えこんでしまいました。
もちろん諦めずに僕たちにとってのチャンスを見出していきます。
自分より遥かに頭の良い人から、何かを掴みとっていきます。
そして逆に僕たちにできて彼にできないことを見つけ出していきます。
自分でもそんなことあるのかと最初は思ったのですが、
それがあるのです。
彼の投資スタイルは、
少数の優良な大手企業の株式を長期間保有することです。
短期の売買はしません。
いかにも投資の王道を行くという感じですね。
でも、彼個人で数兆円の資産をもち、彼の運用している資産はそれをさらにそれを上回るということは
余りにも資産規模が大きすぎて、そうするしかないともいえるのだと思われます。
バフェットほどの運用規模になりかつ、それを少数の株式に絞って保有していると、
仮にそれを一気に売ろうとした場合、その自分の行為で株価が下がるか
ストップ安になって売ること自体ができなくなるのだと思われます。
それに比べて、一般の投資家は、その気になれば自分の保有している
全ての株式をネット証券経由ですぐに売り切ることができます。
そう、僕たちにできて、バフェットにできないハズのこととは、
機敏に株式を売買できるということなのです。
特に、変動の激しくなっている現在の株式市場においてこれは
圧倒的なメリットです。
そしてこれこそ、実は多くの特に堅実でありたいと思っている
一般の株式投資家がいままで誤解してきたことだと思うのです。
実は私もその誤解で、うんざりするほど損したことがあります。
続く
