つわものどもがゆめのさき | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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ロマチェンコ

カネロ

井上

と続いた所謂表のp4pの系譜は
四団体統一という風潮に靡き井上が大手を掛けたが、唐突にクロフォードによってその王冠はもぎ取られた。

クロフォードがあと二、三戦で引退すると表明する中(カネロかチャーロとの激突か減量苦の無いスペンスとの再戦などが最大のオプションか)クロフォードに比べて時間がある井上としても果たして三階級に渡る四団体統一を狙う事になるのだろうか?井上自身のツイートも次タパレスなん?的なニュアンスがあり、そこにあのメイウェザーからタンク戦のラブコール更にはあのパッキャオが井上が階級をあげる上で手助けとしたいと発言があり、なんとなく代理戦争に巻き込まれそうな感じですが、どうなるのか。

このまましっかり二階級目の四団体統一から三階級目と記録の塗り替えを着実と成す方向をとるか、天文学的数字のオファーが井上に軌道修正を迫るのか。


この際、井上をパウンドフォーパウンド的に見直してみると

ここ最近の表p4p一位で比較すれば

スキルで言えばカネロ
だが井上とカネロには同質のメソッドやシークエンスが存在するとも言える

運動能力で言えば勿論ロマチェンコ
スキルもやはり高いがその質で言うとカネロがよりプロらしい

パワーは井上
多階級制覇の途上質量的なサイズ負けはした事がなく相手を翻弄するパワーは本物である、が実際に飛び越した階級間の体重の振り幅が最も大きいのはカネロか


そして
翻るに井上への疑惑とかいうのは
ドネア再戦でのグローブ開封問題と
フルトン戦の延期に根ざしているようであるが
まあどの世界にも付き物という部類のものであり、メイウェザーのドーピング検査要求はそれをプロボクシングの世界に導入したパイオニアとしての御約束でありエキシビション商売以前の公式戦から氏を知る人ならわかりきっているようないつも通りの事である。


兎に角井上は
フェザー級でラミレスに挑んだとしても
清水戦でのパフォーマンスのラミレスなら
勝算はかなり高いと思えるので


楽しみですな。






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