ロペス対ロマチェンコ/マインドゲーム | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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どこといっても砂漠のど真ん中さ。

そこに死に場所を求めてやってくる象のように、
愛想のよさしかとりえのなくなったコメディアンやストリッパーやら、デブの歌手やらがやってくるのさ。

あそこは芸人たちの墓場、

アメリカンドリームのパロディみたいなところさ。


—トム ウェイツ—






時代の流れを告げるビッグマッチ

そのやり方が通って来た事と

現れた若き英雄




金持ちが何もない広大な砂漠の真ん中にホテルを建てるという夢を見たことから始まったラスベガス



自由の女神がマジンガーZに見えてしまう小生などは全てが既製品として与えられた実存にとって打ち出して行くべきオリジナリティという錯綜とその過程で許されざる裏切りや非道にトリップするエゴや性を暴走させる賊な歪曲と倒錯の根性とそれを踊らせる連中の茶番にはほとほと疲れ果るあまりに、利用されてばかりの法や刑罰に夢の自警団の登場を夢想するばかりなのです



身を立てる為の嘘として許される女の業を閉じ籠め護る世界に遊びに出掛けるように、韻踏む夜の月や砂漠の蜃気楼やリングの闘いのように行為とは朧げで夢のようなのだ




詩を理解しない者による分析が座標として存在するかのように、野生動物と人間の航路のような関係性

今では逸脱したプロジェクトの民族が野生動物と粧うほどアイデンティティは溶けてしまった



夢を見て

オリンピックからアメリカンドリームを
両端にハートと知性をぶら下げて綱渡る

ロペスとロマチェンコ


吹き付ける雨風

人間という怪奇を理解するには家族しかないが


俺の国では、と

ロマチェンコ



しかし


そこはその国ではないリング



価値界の巨大なステージ


パンデミックによる延期

吹き荒れる不測に


決闘前の兵法



勝負やボクシングは科学でしかも宗教だ



官軍をつくるためでなく


賊を炙り出して


見定めるための


悪魔的な諸行



オフェンスの繋ぎのロペスとディフェンスの繋ぎのロマチェンコ

この連続性に終止符を打つようなパンチをロペスは幾つも持つ高いスペックで

ロマチェンコは一つと捨てジャブにメインにボディ攻撃と非常に方法論的


そしてロペスは沢山の方法を取る事も知っている



逆境に己を見出し育ったワイルドボーイロペスの力の方がプレッシャーを相手に掛け翻弄するホームボーイロマチェンコに比べ発揮されやすい状況と舞台と思われる





とりあえず後一週間ほど



これを観に久々に仲間が集うような

そんなビッグマッチである。







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