眠れぬ森 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
おまけ機能搭載

「サーマンの自動車事故で6月まで延期されてしまったサーマン対ポーターだが、PBCは面白そうなカード組みまくってますな。


4・1にはDガルシアと面白い試合をしたテオフェイン対ブローナーと、ライト級にしてはデッカイ体という事以外あんまりよく分からないイースターがバルテルミに二敗してしまったメンデスを相手に遂に勝負に出るようである。
 
4・9はヘビー級ホープのジョシュアマーチンと対戦。

4・16にスペンスアルジェリで試金石マッチのようである。


pbc以外では、
3・26にウォードがライトヘビー級でのコバレフ戦に向けてバレラと対戦。バレラはGGGと同じくサミットジムで練習しているようで、パンチにもフィジカルにもパワーとリーチがあり、ボクシングもまとまっているので見ものである。コバレフとウォードの対戦を想像してみると、ジャブの差し合いならコバレフが優り、ウォードが潜っての接近戦に持っていけるようならウォードが有利という風に思える。今回の試合の如何に注目ですな。同日に英国でブルックも試合のようである。


4・9はパッキャオ対ブラッドリー3アブラハム対ラミレス


4・16にラッセル対ハイランド。ハイランドはフォルトゥナに喫した一敗もそれなりの試合だったので面白そうである。ラッセルはロマチェンコを追うのだろうか。そのロマチンは何気にウォータース戦が正式決定していない。

4・23はゴロフキン対ウェイドロマゴン対アローヨという興味深い試合。
ウェイドはフットワークはそんなに無いがパンチは大変良いものを持っている。ソリマンに勝っているが、注目したいのはキトロフと物議を醸す試合をしたニック・ブリンソンに勝利している事。




このブリンソンはディレルには上の体重で試合してしまい一蹴されているが、ハンドスピードのある硬いフリッキングパンチや構えをあまり崩さない移動に常に頭を振っているなど、しっかりしたパンチでない分パワーは劣るが堅実で良い選手である。







アローヨは4回戦だったかで岡田に土を付けられて




アムナットからのタイトル奪取も失敗しているが




実際にはどの試合も見方によってはという内容であるようにハイレベルなボクサーである。ロマゴンが対戦した中でもテクニック的には一番サウンドであり、ロマゴンが不利な形で彼に接近しうる初めての相手かもしれない。」







おまけ