生き残り | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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「皮肉にも我々の便利や快適が我々から必要を奪っていくなんて。

 

夢を売って金を儲けたい。

 

そんな意気の日本勢が米・英で頑張りましたが残念ながらどちらも勝利を逃したようです。

 

亀海はいつ観ても良い悪い例という感じで、デイフェンスの時の動きをオフェンスに回せばここ数戦の相手には勝っているのではという実力に思えるのに。

 

天笠の相手のウォーリントンは中々の技巧派であった。

ある人曰く、劣化版ロマゴンスタイルらしい。

 

日本勢両者ともに体の使い方的には大変よろしいが技術面・スタイル面で海外勢とやるとテクニック負け、試合運び・展開負けをしてしまうようである。」

 

 

                                   

「ウェルター級で

現在一番の注目株であろうエロール・スペンス

アルジェリを5回KOに下した事で一気にスター街道に踊りでるんだろうな。

 

以前からサーマンとの対戦を呼び掛けていて、

試合後にはブルックやガルシアとの対戦を希望したり、

ボクシングの能力的にも名前が挙がった中で一番まともで楽しみな存在。

 

ゲーリー・ラッセルもハイランドを2回でKOして王座防衛。

ハイランドはだいぶ格下だが、フォルトゥナが仕留めきれなかったように防戦タイプのこの選手を倒しきってしまったのは流石。

 

どうやらスーパーフェザーに上げるようであるロマチンと再戦希望らしいが・・・頑張ってほしい。

 

この間のライト級スター候補のロバート・イースターを観ても、

しっかりしたアマチュアチーム出は基礎が立派なもんである。

メイウェザー然りウォード然りで、

そもそもの設計図が良いので求める完璧性自体に差が生まれるようだ。」

 

 

 

「もうゴロフキンロマゴンで楽しみなんですが、当ブログを覗いていくような紳士には堪らない至極のカードがカネロカーンのアンダーで組まれていて、

 

 

フランキー・ゴメスvsマウリシオ・ヘレーラ。」

 

 

 

 

「素晴らしいカードを組みよったもんです。」

 

 

「世俗を超えたボクシングファンのハート鷲掴みの対戦。持っている技術は本物で、その中でも強い事に進んだゴメスと巧い方に進んだへレラ。両者抜け目がなくパンチも常に効果的。まぁ本物対決という奴ですな。

 

ゴメスは普段不節制らしく体重超過をやらかしたりしてチャンスを度々手放しているようにそんなにハングリーじゃない分本人のポテンシャルを未だに片鱗しか観せていないのと、へレーラが(年齢的にもガルシア・べナビデス戦と勝利を盗まれた過去、興業の注目度的、相手のレベル的にも)今回腹を括って掛けてくるであろう分、どちらが能力的・立場的に化けるかというのも想像させて面白い試合である。

 

スーパーライト級の二人ですが、個人的にはクロフォードとポストルと評価が同等か上のこの二人。おそらくはゴメス、クロフォード、へレーラ、ポストルという順番で優れた選手ではという風にみえて、世の常ですが、それぞれが対戦相手探しに難航しながらキャリアを経ているようである。 他に、ツイッター上でウェルター級のDガルシアとJバルガスが統一戦をしようとお互いが同意して話題になったそうで、実現すればこれもいいカードですな。」

 

 

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