勝負 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
おまけ機能搭載

「ゴロフキン強し。

ところでドネアは階級を下げるようですな。

それにしてもゴロフキン、
メイウェザーやコットやカネロと勝負したらと何故かこちらが心配になる。
視聴率や観客動員数もうなぎ上りらしく、ビッグネームも彼との対戦を避ける言い訳が無くなってきている・・・。

ゴロフキンの被弾率というか序盤に打たれる戦術をみてか、オフェンスが鋭いスリック系ならという声が上がっているが、もしスーパーミドルでやるなら勢いを取り戻したいディレルやデゲールとやってそういう面がどうなのか見せてほしい。

個人的にはオウマ戦のようにデイフェンスというか相対的に自分の火力が効きにくい相手の方を嫌いそうな印象があるが。

スーパーミドルの噂もちらほらですが、記録もあるし、もしかしたら下のスターがやってくれるかもしれないのでしばらくミドルにいるんでしょう。


記録といえば山中選手。

面白い試合だった。
帝拳勢はサウスポー・カウンターと狙いすましの左ストレート一本というのが特徴的ですが、粟生や石元のような選手がもっとボクシングの幅を利かせようとすると隙を生んでしまうように、山中も今後のより大きな試合と強力な対戦相手を見据えて右を使うことで進化を目指したある意味必然的な結果だろう。スリヤンが大変良いファイトを見せたことも相まっての内容だった。

例えば、ゴロフキンのサンチェストレーナーはゴロフキンの2回KO勝利に素直に喜べないそうで、未来に対峙するであろうよりより優れた相手を戦うための練習をジムでしてきて、それを試合で試さないまま相手を倒してしまう事に危惧があるらしい。ああいった高~いレベルではそういう事が水面下で色々あるんですなぁ。


さて、
そろそろホプキンズ対コバレフですが、
畏敬の念を込めてホプキンスが接近戦で勝利するという予想です。ただ現実的にみればコバレフがホプキンスの最後の相手となる可能性の方が高い、そんな試合です・・・。


そしてパッキャオ対アルジェリ
これも普通ならパッキャオがスカ勝ちするカードですが、現状としてパッキャオがもたつくの容易に想像できてしまう・・・。ローチはこの試合の後パッキャオを140lbで試合させたいようで、ウェルターはきたるメイウェザー戦までおあずけか。

アンダーにバルガス対デマルコ・・・バルガスだろう。
ロマチェンコの防衛戦とゾウシミンも面白そうで、同日にはイギリスでクイッグ対大竹
イギリスに乗り込む大竹選手を応援している。

12月は非常に充実していて、
13日(日本時間14日)に

デミトリアス・アンドレーデ対ジャーメル・チャーロ。(テクニシャン対決!)

アミール・カーン対デボン・アレキサンダー
。(アウトパンチャー対決、予想はカーンのKO勝利)

キース・サーマン対レオナルド・バンドゥ
。(無敗のヨーロッパ王者とのこと)

マウリシオ・ヘレーラ対ホセ・べナビデス。(注目したい試合)

ティモシー・ブラッドリー対ディエゴ・チャベス
。(チャベスはフィジカルと汚さ、ブラッドリーはフィジカルと忙しさなのでどう噛みあうか楽しみです)

マット・コロボフ対アンディー・リー
(一発当てればリーにもチャンスあるかもしれませんがコロボフでしょう)

同日にこれ全部やる充実具合。」


おまけ