ロマン | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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「クラシックとロマン。

何度も言うようですが、ボクシングは芸術です。

何故なら、劇的なのである。

ところで昔、
読み書きがまだ当然でなかった頃、
多くのことは歌によって伝えられた。

代ギリシャでは吟遊詩人が神話や悲劇を歌ったそうで、哲学があらゆる学問に細分化していったように、言葉もまた木が枝を分けるようにその形を変えたのである。過去に言葉がおそらく意識と無意識が分かれる以前の壁画の線で画かれた絵のような魔法の力を持っていた頃、歌が魔術の如く強力だった事は想像に難しくない。

やがてこの魔術はその陶酔と創造を司る神ディオニュソスを崇拝し、神を讃える歌と踊りを複合してゆくことでより集団的な儀式、つまり、劇となった。

 

万人とともに神話を伝え神を讃える歌と踊りの陶酔の儀式であった劇は悲劇を誕生させる。儀式はその形式そのものに時間と共に様々な改革と変化を加えた。役者の数が増え、やがて合唱と音楽と踊りよりも登場人物の行動が劇の重要な要素となっていき、仮面が与えられたのである。

そんな感じで、
昔なら歌になったかもしれない試合が行われた。」

 

「先日、

 

闘の神アポローンに愛された青年ロマゴーンが日出ずる国ジパーンで3階級制覇達成。八重樫の獣のようなディオニュソス的ボクシングに初回は後手に回る。が、2回からアポロ的にジャブとボディを多用し3回には八重樫の野性味ある足を射た。」


 

「同級の英傑エストラーダも試合を行い暴君セグラを初回から圧倒する。

ボクシングが変わった印象で、スタイルの幅が広がったのだろう。ただ、ロマゴン攻略となるようなタイプのものかは以前謎である。セグラ戦を見てもエストラーダは打ち合いもめっぽう強いが、ロマゴン戦では打ち合いでパンチを当てまくっても効かないわけではないだろうが良い効果が現れない事でボクシングが消極的になった・・・。

八重樫がロマゴンとの打ち合いでボディと左フックをよく当てたが、ロマゴンも同じパンチ+ジャブ・右・アッパーをよく当てた。ここで過去の選手たちのように消極的なボクシングに遁じるよりは果敢に打ち合った八重樫の野生の判断はまさにディオニシアンで、多くの事を我々に教えてくれた。

八重樫戦を見る限り3階級目だというのにニカラグアの英雄のレベルはますますアップしていて、正直、フィジカルとスタミナという地力で大きく上回るしか勝ち目がないんじゃと思わせるほどボクシング自体が卓越していた。


・・・ロマゴンの強さはアポロ的で機動戦士ですが、
ボクシングの世界には彼以外にもそういった選手がいる。

体重の表記の仕方は地域によってkgだったりlbだったりしますが、
lbはポンドと同じ重さであり、天秤を意味するLibraからきている


 

 

 


 

 

122lb

 

 

スーパーバンタム級、
ゴンドー。

面白そうなマルチネス戦は彼が英国のフランプトンに敗れたのでフランプトン戦、サンタクルズ戦、日本の石本を破ったアバロス戦が理想の次戦。どの試合も大変面白そうである。



126lb

 

 


フェザー級、

機動戦士ロマチェンコ。
プロ3戦目で世界王者という世界最短タイ記録保持者。
ドネアは不安定、ウォルタースはパワー以外に奥行がなく、ジョニゴンはサウスポー苦手なので階級トップか。




147lb

 

 

 


ウェルター級、
現代の神話、
パッキャオ&メイウェザー。

それぞれ次の試合が近いですが、

フィリピンの英雄パッキャオはシンデレラマン・アルジェリと。

 

 

 

アルジェリは
ミスマッチという声も多いが結構良い試合しそうである。

氏のボクシングには美学を感じるし、経歴もキックボクシングボクシングともに無敗でチャンピオンになっている。

それだけみてもしっかりとした準備が出来る優秀な選手であることは証明済みだし、

栄養学の博士号も持つ文武両道シンデレラマン。




超人イウェザーは血のマイダナと。




回は多分プレッシャーがマイダナにかかる分メイウェザーが普通に勝つと予想。
メイウェザー神話の再生なるか。
マイダナは異常なパワーのみならず絶妙なテクニックがあるが、いずれもオフェンスのものである。メイウェザーの強みはその適応力であり初戦でもマイダナのパワーに呑まれはしなかったので、今回は単純に相手を受けに回らせるのが仕事。本人にその気があるかどうかはわかりませんが。


の挑戦者二人は以前、お互いのスパーリングパートナーである。



その二人が現在頂上の舞台で活躍しているのは何だか格好良いですな。



まだォードとかいますが、この辺で。」





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