日はまた昇る | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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「いよいよポーター対ブルック。

予想はポーター。


話題は複数団体統一関係のボクサー。

ではまず、
高山選手は惜しくも2団体統一ならず。

今回の試合は敵地であり相手が大柄だったこともあってか、何時もよりどっしりとした構えだった高山選手。スタイルは後ろを隠して一か所や相手の正面に留まらない、止まった時は必ず頭を動かしてボディワークを駆使する技巧派の職人ボクサー。よく狙われる左フックには逆にカウンターを用意しているといった事も当然とこなすが、今回はその左フックをカウンターできなかったりボディを打たれたりと何かが空回りしていた印象。

いつものように飛び出した直後の動きは何だかショーン・ポーターのような動きで、パワー派ではない高山選手にしては珍しい感じだった。

現役を続行するのであれば、年齢的にもこれ以上手数や機動力を増やしてハイテンポの域を上げるのはきつい様にも思われるし、パワー面を強化しリズムを変えてハイテンポからオフテンポのエコノミカル・ボクシングに切り替わるのかもしれない。」


「ところで、
ホプキンズとコバレフの試合が一応決まっていますが、


コバレフは本当に危険な相手です。
そのパンチの切れ味はプロで8回以上を越した事が無いというほどで、ライトヘビー級のメイウェザー対パッキャオというくらいのカードでしょう。」


「コバレフのような質のボクサーパンチャーに対してホプキンズのショルダーロールが上手く機能する感じがしないので、ホプキンズはロープを背にしてもサークリングしながら積極的にプレスの手を緩めないようなミドル級時代の戦法に戻るのではないかと予想している。

おそらく、ホプキンズがコバレフを後退させてそれを維持できればホプキンズが圧倒すると思うので予想は畏怖と尊敬を込めてホプキンズの後半KO勝利。

逆にコバレフがホプキンズを打ち倒す可能性も非常に高いと思う。

ホプ星人はこの試合に勝ってスティーブンソンも捕獲すれば生涯二度目の統一王者となる野望を達成する。ただ、このクラッシャー、コバレフはロシアが宇宙人襲来に備えて用意していたんじゃないかというくらいキレキレなので大変楽しみです。

週末にはダニー・ガルシア、ラモント・ピーターソン、ダニー・ジェイコブスがそれぞれだいぶ格下をそれぞれにKOして盤石を固めたが、ランキングって何のためにあんねんという感じですな。」


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