白が黒で黒が白 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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 「いよいよブローナー対マイダナ。

注目選手はアンダーのキース・サーマン

先週のマリナッジに続き、世界のボクシングの現在中枢的階級であるウェルター級。
このスター犇く金の成る階級の頂点を目指し付近の階級の猛者もここへやって来る事になる。

来年1月に試合するルイス・コラゾビクトー・オルティスの勝者、或いはポーリー・マリナッジがおそらくダニー・ガルシアがウェルターに階級を上げた時の対戦相手候補だと噂されている。


明日はウェルターの要注目プロスペクトであるエロール・スペンスの試合とスパーウェルター級のジャーモール・チャーロの試合がある。」



「キース・サーマンはパンチ力の選手。

 クインタナ戦で一気に名乗りを上げ、その後ヤン・ザベック戦、ディエゴ・チャべス戦では荒いが緻密なボクシングテクニックも見せ付けた。

 
 

 
  
 
 
戦績は22戦21勝19KO1ノーコンテスト(全勝)となっている。
人気の割りに強すぎるためにコアなファン層を得ているが、対戦拒否が多く、マリナッジやゲレロ、マイダナも対戦を拒否したそうな。


今回サーマンと対戦するへスス・ソトカラスは『第二のゲートーキーパー』的存在。
 

対戦履歴をみても中々の選手達相手に勝ったり負けたりしているが内容的にはカルロス・クインタナを凌駕するゲートキーパーぶりだ。
http://boxrec.com/list_bouts.php?human_id=124566&cat=boxer

 
  
 

ただ、ゲートキーパーといっても確実に活性化し続けている階級で常にその位置を占めているので以前よりも強くなっていて、成長が停滞している選手など倒してしまうレベルなのでトップ選手のためのゲートキーパーという位置づけだろう。」



 「非常に楽しみな一戦で、この勝者とブローナー対マイダナの勝者の対戦に期待したい。


ところで、同興行のアンダーカードにジャメイン・テイラーが出場するそうですが、個人的にとても好きな選手だったので頑張って欲しい。
以前は減量苦があったとはいえあのバーナード・ホプキンズに二度勝利し、パブリック戦で壊われたしまった印象の強い選手。階級最高のジャブを持っていたし、スーパーシックスの時も序盤の鋭さは他を凌駕していた。」



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