
被害者同士が争うなんて実に悲しいのですが、それもこれもパブリックにボクシングという競技そのものの健全性に問題があると疑われ、非難されたからでしょうか。」

あいべぇえふ も てぇべぇえす も 身の潔白を主張した今、行き場を失った非難の力がJBCに掛かり、あいべぇえふ を 追求しきれないJBCとしては亀田に事情聴取して事態の全貌を把握してから あいべぇえふ を追求しようという判断でしょうか。
一部報道がJBCを一方的に批判し、それに便乗して亀田ファーザーがここぞとばかりにケンカ売ったのでJBCもそら切れる。」
あいべぇえふ自体もルールを忘れていた、と。
後で確認したら『ルールでこうだったからそれでいいじゃない』となった、と。」
「謝ったら負けという世の中。
芥と蛇が蠢く痰壺。
あ~、面倒臭い問題ばかりです。
問題・・・プロブレム。
そういえば、エイドリアン・ザ・プロブレム・ブローナー対マルコス・チノ・マイダナは今週末です。
現在この勝者をウェルター級の誰もが狙っている。
亀田問題でも有名になったIBFのウェルター級王者、ショーン・ポーターもその一人。
先週末にデボン・アレクサンダーからティモシー・ブラッドリーが取った戦法を踏襲する事でタイトルを奪った彼だが、ケル・ブルックかブローナーvsマイダナの勝者との対戦が期待される。
ザブ・ジュダーを制したポーリー・マリナッジもここに割り込みたいが、彼にはウェルター級に上がってくるであろうダニー・ガルシアをテストするという役目が舞い込む可能性もある。
スーパーバンタム級でジョセフ・アグベコを不動明王した化身ギレルモ・リゴンドーは来年3月にマイアミで試合したいと発言し、同じくアマチュアボクシング最高の選手であったバシル・ロマチェンコと124ポンド辺りのキャッチで試合してもいいそうである。
それならレオ・サンタクルズやギャーリー・ラッセルJrも混ぜてもらいたいですが、ロマチェンコ対サリドの勝者はラッセルJrと対戦指令が出ているはずなので最終的にはラッセルJrが上昇しそうな予感。
ライト級では来年二月にWBO王者リッキー・バーンズがテレンス・クロフォードの指名挑戦を地元スコットランドで受けるそうな。これでまた弱いチャンピオンが減るので良い事だと思います。
一番気になるニュースはスーパーミドルのアンドレ・ディレル。
カール・フロッチとの再戦かゲンナディ・ゴロフキン戦を要求。
本人はフロッチ戦に負けたとは思わないそうで、アマチュア時代に1勝1敗となっているゴロフキンとの2度の対戦も負けたとは思っていないそうな。
来年から本格的に再始動するらしく、ゴロフキン戦に関しては自信満々のようだがミドル級に落とす気は無いらしい。ゴロフキンとしては熱くなってきたミドル級を離れてスーパーミドルにいく理由もないが是非期待したい一戦。
・・・
ボクシングはリングの中で拳を使って白黒つけるのが全てですが、今回の問題なんかも、そもそもコミッションや選手陣営は自分達にとって最善の事や、やらなければならない事を行うという当然の形で機能したまでで、それが具合の悪い結果をだすというのはスポーツ全体の構造が異常だという事だろう。」
おまけ