失礼 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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 「高山王者見事防衛。

亀田和毅もWBOを防衛。

問題は亀田大毅vsコーラマン。

コーラマンがコーラ飲んでも非難される亀田選手は、個人的には『成長している』と思うほど完全にアウトボクサーに進路変更したようで、その方向では技術と戦術を上手に体系化していた。

正面で体を揺らしてカウンターのプレッシャーを与えたり、
実際に被せる右クロスカウンターを得意としているのも大きな武器である。

ショートレンジに持ち込まれても先手を取れるボディ打ちシューシャインも印象や流れを掴みやすい良いツールだろう。

攻めに関しては、
フリッキングジャブで距離を支配したんだからトラウトのようにボディストレートまで繋いだ方が合理的である。こういったジャッジの印象にもっと働きかける動きの追加が課題であり次回からの見所か。

勝っても文句言われるからか、勝利へのモチベーションが沸かずにリングの中でのやる気がヤバイ事になっている長男とは打って変わって、地道で建設的と好印象です。



試合は亀田が2-1の判定負け。
ところがIBFが亀田がタイトルを保持する事を発表。
WBAはソリスが計量超過のためにタイトルを剥奪し、亀田が負けたために空位のまま。」



「メンドクサイ問題だな。

 阿呆のコーラマンがリミットオーバーしたから、本来は彼に亀田のタイトルに挑戦する権利は認められない筈。つまり、普通なら今回はIBFからすればノンタイトル戦であり、WBAからしたら亀田だけにタイトル挑戦を認めている状態だな。 ややこしいぃんだよっ!」



 「今回の問題で亀田選手本人に非難を投げかけるのはナンセンスだろう。


TBSの売り文句とIBFの発言力が同調していなかっただけの事だと思うが、IBFは始めからしっかりそう明言しておけばこうはならないのに、後から言う事を変えるから白い眼で見られる。

 折角頑張った選手や、特にこれまでの経緯を経て日本でIBFのタイトルを防衛した高山王者に失礼だ。


失礼。」




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