勝利の容(かたち) | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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「映画『ロッキー』シリーズに込められたメッセージに『人生はボクシングの様で、どれほど重いパンチを喰らっても何度でも立ち上がり耐え抜け』的な事があって、大変素晴らしい。

映画の撮影でアーニー・シェイバーズをつかう事があったそうですが、
パートナーがシェイバーズのパンチを腹に受けて吐いた事でお払い箱になったそうです。」


「言ってることとやってる事がちゃうやんけ!」

 

「ヘビー級ボクサーのパンチというのは時として人生より重いのかもしれないので、やはりパンチは出来るだけ貰わないようにするに越したことは無い。


ライトヘビー級で現在、
その有り余るパンチ力を振るっている男、アドニス・ステベンソン

現在36歳と遅い出世であり、それもそのはずボクシングを習い始めたのが27歳頃らしい。

今回カナダのケベック・シティーで英国のトニー・べリューと対戦し6回TKOで勝利。
大変面白い試合で、べリューも上手くサークリングしては意表を突く様な乱打戦に持ち込んだりして奮戦したが、最後には相打ち狙いで来たステベンソンのタフネスとパワーに打ちひしがれてしまった。

やはり、パワーというのは選手が年齢を重ねても維持することが出来る要素のようだ。


セミの注目カードだったセルゲイ・コバレフイスマイル・シラク

初回華麗なフットワークでコバレフを翻弄したかの様にみえたシラクだったが、第二ラウンド開始早々に前回にシラクの動作と構えの穴を見切っていたコバレフがダウンをスコア。シラク立ち上がるもコバレフが走っていってKOに仕留める。」


「コバレフはちょっと強過ぎるな。」

 

 「これで23勝21KO無敗1分けのコバレフ。

相手を見切ってディフェンスをさせずにパンチを叩き込む能力がここまで高い選手も珍しい。ガブリエル・キャンピロを3回KOに仕留めているを見ればお分かりだろう。


HBOはミドル級以上の内容と人気を育てるのに力を入れているね。
マカオでは最重量級であるヘビー級のアンディ・ルイズJrがあの体たらくだったし、中量級ではビッグに出来そうなフェリックス・ヴェルデホも、あれくらいの実力でライバルに恵まれにくい環境では名実共にミゲール・コット並みに成る事はまず無いだろう。

コバレフ対ステベンソンは実現に向けられそうだが、果たしてステベンソンがコバレフとやりたいか疑問だ。バーナード・ホプキンズアンドレ・ウォード、カール・フロッチの名前を出したが、これらは無さそうだと思ってしまう。



ルイズJrもそうだったが、
選手の戦績や結果という形だけを見るだけでなく、最新の勝利の内容をみないと評価は付けられない。

ステベンソンは今回、苦戦ではないが弱点を見せる内容の勝利だった。

コバレフ対ステベンソン
が楽しみです。」



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