製作:GorillaProduction
【和訳】
今日で我々のプロ人生全てという最大の戦いまであと3分だ。
チームとして立ち直るか粉々になるかのどちらか
一インチごと一プレイごとに
終わりが来るまでな。
我々は今地獄に居る
信じてくれ紳士諸君
そして
ここに留まってスッカラカンになるまでやられてしまうか、
或いは
我々は光の中に戻るために闘う事が出来る。
地獄から一インチずつ這い上がる事が出来るんだ。
私は力になれない、
年を取りすぎている。
自分の周りを見渡しこれらの若い顔を見て思うことがある。
私は、
私は中年の男がおかしうるあらゆる間違いをおかしてきたという事だ。
私は有り金全部を無駄にし、愛してくれた人達を追い払った。
あぁ・・・、
最近では鏡に映る自分の顔をみるのにも耐えられない。
年を取ると物事は奪われていく、それはどうしようもない人生の部分だ。
しかし、我々は失ってやっとその事に気付くのである。
「・・・」


そして、
人生とはインチのゲームという事に気付く。
フットボールも同じだ。
何故ならどちらのゲームも、
エラーのための余白はとても小さい。
たったの半歩、遅くても早くても成功しない。
たったの半秒、遅くても早くても中々掴むことが出来ない。
我々が必要とするインチはあたり一面にあって
それらは、ゲームの毎ブレーク、毎分、毎秒のなかにある。
「・・・」
このチームはそのインチのために戦うのだ。
そのインチのために自らを引き裂き、他の全てを粉々にしながら。
我々はそのインチのためなら指をたて地面を這う。
何故なら我々は、
それらのインチを足したときに
勝利と敗北、生と死を分ける違いというものが生まれるのを
知っているからだ。
どんな戦いにしてもそれに命を懸ける者こそが、
そのインチを勝ち取る者だ。
もし私がこれ以上人生というものを経るというなら、
それはつまり
私にまだそのインチのために戦い死ぬ意思があるからだろう
何故なら・・・
それが生きるという事だからだ!
その眼前の数インチが!!!
私はお前達にそうさせる事は出来ない。
隣に居る者を見てみるんだ。
目の中をみてみるんだ。
そこには、あのインチをともに行く者が見えると思う。
君達はチームのために自らを犠牲にする者が見えるはずだ、何故なら
彼はその事になると君達が彼のために同じ事をすると知っているからだ。
それがチームだ紳士諸君
そして
今チームとして復活するか、バラバラに死んでゆくか
それがフットボールだ諸君
たったそれだけのことだ
さぁ、
どうする?
「・・・・っう、!」
ぉぉぉooooooo
出典:映画「Any Given Sunday」
おまけ
製作陣はShowTimeよりHBOの方が優れているのか、
確かにAllAccessより24/7の方が面白い。