「ケル・ブルックがエイドリアン・ブローナーかアミール・カーンと試合したいと発言。
個人的にはブルックはデボン・アレクサンダーとやるべきだと思うが、この中で一番秀でているのはカーン。
カーンはメイウェザー戦も考えられるが、メイウェザークローンのどちらかを相手に調整も良いし、過去にブルックをスパーリングでボコボコにしたと面と向かって公言している。
ブルック対ブローナーは実現すればなんとも面白そうなカードである。
クローン・メイウェザースタイルであるために、メイウェザーという先例をあんまり考えず真似していれば才能だけで済んでいた二人。
ディフェンスのブローナーかオフェンスのブルックといった内容が予想され、個人的にはブローナー有利。お互いがお互いの試金石であり、その後にカーンやアレクサンダーといった本物に勝利できなければ真のスターには成れまい。」
「我々はよく何が起こるかあらかじめ知っているし、予感しているし、仄めかされている。それは、植え付けらた作法とその流れかもしれないし、血が記憶している物語のパターンなのかもしれない。
我々は果たしてパターンの上を踏んでゆくだけの存在なのだろうか?
或いは遺伝子の箱舟なのか、社会という巨人の一細胞に過ぎないのか・・・
ところで、
ボクサーはシャドウボクシングをする。
彼は、
相手をイメージするのかもしれないし、
ただ動きのコンディショニングだったり身体の調子を計っているのかもしれないし、
理想や憧れを模倣しているのかもしれない。
おそらく人間は、
全てを達観したとしても、脱ぎ捨てたとしても、
なお自らの目前を行く己の影を追うのだろう。
・・・
いよいよ週末に試合するゲンナディー・ゴロフキンのシャドウ。」
「普段からこの集中力だからね。試合期間中にどんな武骨なキャンプば張っとるんか想像するだけで震えがくるったい。」
幼少の頃より基本を徹底され、
攻防兼備で、
物心つく頃には闘う教科書と化し、
やがて自分の身体的才能を誇示し、
最後には純粋なテクニックに行き着く者の事だろう。」
「こうして人は、影を追うのである。」おまけ
