「我々はエイリアンズ。ボクサーには色んなタイプがいますが、よく止められるタイプというのは残念としか言いようが無い・・・。
もはやアメリカを代表する試金石ボクサーとなったガブリエル・ロサド。
ミドル級期待の一発屋、ピーター・クイリンと対戦。
クイリンは個人的には体が固くなってバランスを失ったフェリックス・トリニダードのような認識で、そこまで誉めるべきでは無いかもしれないがパンチ力の質としてはそうだと思える。
ロサドの方はカネロのような選手には避けられ、わざわざ階級を上げてゴロフキン戦やラブ戦、クイリン戦と立派な試金石としての地位を確立しているし、それぞれの対戦相手は実力と試合内容がちょうど比例しているように思える。
10回にロープ際でクイリンが放ったジャブでロサドが右目上をカット。そのままリングドクターのストップがかかり、TKOでクイリンが勝利した。
正直、止めるのが早かったと感じたし、自分のスコアでは10回時点でイーブン、流れはロサドにきていたと思う。拳闘論②を書いた矢先の事なのでなんともいえない感じです。」
「イギリスではヘビー級金メダリスト、アンソニー・ジョシュアが良い内容を見せた。
パンチはそんなに無いが打ち方が素晴らしくて、
トミー・ハーンズやレノックス・ルイスを彷彿させる動きだったので注目度が上がる内容だった。
アメリカではデオンテイ・ワイルダーがよくわからん証明。
下がりながらのボクシングを披露したが、オフェンス、ディフェンスともに劣化して、ポベトキンのようなタイプには勝てなさそう。
そろそろ期待度も下がり、生贄とばかり試合するのは止めた方が良いと思ってしまう。」
「ウェルター級のケル・ブルックはセンチェンコをストップしたが、クイリンと同じようにスタイルの攻防とバランスの欠陥が見えた内容だった。火力は抜群にあるのでデボン・アレクサンダーとの対戦が決まれば楽しみです。
バーナード・ホプキンズ対ムラットは・・・
ホプキンズはもう達人や仙人といった領域に入っていて、パンツにも今回ザ・エイリアンと入っていたように宇宙人級のレベルだった。
ムラッとを完全に子供扱いで、ワザと背中を向けるムラッとにリバーブローを入れたりと、正攻法でもダーティーファイトでも圧倒し、ショルダーロールに関してもショートパンチやカウンター、誘導・移動とメイウェザーを凌ぐ程で、ある意味メイウェザー戦をアピールしているようにも見えた。出ても下がってもスイッチもするし、何でも御座れです。
ムラッとは、後半から相手の首をホールドしてから自分で背中を向けるの行為をスティーブ・スモーガー名レフェリーに見切られ放置し始められてからは、ローブローを打ち始めたりと下劣なファイトを見せ試合終了と同時にレフェリーに突き飛ばされる程だった。礼儀正しいけども、ファイトをみれば人間性とは一目瞭然ですなぁ。
メイウェザーのほうも最近ではB-Hopスタイルのボクシングを取り入れているようにお互いが影響し合っている印象を受ける。以前から直接対決などではなく、ボクサーの質としてP4P的に競争している雰囲気はあったしジェームス・トニーもコンディションされていたならと想像してしまう。
いやはや、ボクシングの良い所は真実であるところですな。」
おまけ
