四つの署名 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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 「凄まじい規模となったメイウェザー対カネロ。

           題して、 The One・・・。




実際は適性階級で戦えない故に間違った前日計量の使い方をして当日のコンディションをダメにしながらも体重差で押し切ろうとする頑丈さと体重差を超越する偉大さとの間で行われた契約ウェイトでの成立を許容された挙句特別なタイトルまで付与されたタイトルマッチというミスマッチだった。


ボクシングにとって色々な危険信号が出ていたイベントだったね。」



「赤信号、皆で渡れば、何とやら。」


 

 
 「ところで、

残すところ4試合となったメイウェザーファイツ。


今回はその対戦相手候補について考えてみたい。
 


普通に考えて思い当たるのは ダニー・ガルシア  アミール・カーン






 

ダニー・ガルシアはもはやスーパーライトで遣り残した事は無く、今回の試合で間違いなくパウンド・フォー・パウンド上位に相応しい事を証明した。

 


実力、立場、注目度からして申し分が無いし、メイウェザーが彼とマティセの対決の実現に暗躍した事も何か匂わせる。




 

アミール・カーンは現在の対戦成績的にメイウェザー戦が出来るほどいい状態とはいえないかもしれないが、今回カネロがメキシコのファンベースを持っていた事同様にイギリスのファンベースを持っていて、ビジネス面ではガルシアのそれをはるかに凌駕するものなので、やはりカーン戦が最も現実的なのだろうか。

スポーツビジネスの最重要要素であるナショナリズム、二大メジャー国籍対決というだけでなく、実際カーンのスタイルがメイウェザーのスタイルにとって最も厄介なのは以前から各方面のエキスパート達によって指摘されている。

それに加えカーンのハンドスピードやリーチ、火力はメイウェザーを上回る程のものであり、もしカーンが正しい戦術に撤しきったボクシングをすれば、メイウェザーにとって最大の問題となりえる可能性が非常に高い。

つまりメイウェザーにとってカーン戦は、ビジネスとしてはカネロ戦に勝るとも劣らない注目を集め、純粋なボクシング的観点からみても、メイウェザーの今後の評価に大きな影響力を持つ意味のある試合となるものだと思う。」


「後二人は?」


 「それはまた来年の情勢次第だろう。


 この勝者といずれはあるかも知れないし、

 
トップランクとGBP、ShowTimeとHBOの間で何があってもこれらの勝者との対戦をファンが臨む限り可能性は捨てきれないし、

 
 
 
案外こういう意外な対戦があるかもしれない。




・・・それにしても、

ダニー・ガルシアの活躍やフロイド・メイウェザーJrのフィリー・シェル・ディフェンスの有効性をみてもわかるが、やはりフィラデルフィアは確かにボクシングの都だったんだね。

想像してもみたまえ。

もしメルドリック・テイラーにメイウェザーやガルシア程のディフェンスがあったなら・・・恐ろしいもんだ。」



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