「ボクシングにせよ、プロスポーツにおいて印象やイメージというのは非常に重要だね。週末、想像以上の力を見せ付けたゲンナディ・ゴロフキン。
3ラウンドKOだったこの試合のとても短いコンピュボクスデータがあがっている。
http://www.boxingscene.com/forums/view.php?pg=golovkin-vs-macklin-compubox
1,2ラウンドは手数を惜しまず出していったゴロフキン。
KOをスコアした第3ラウンドの手数は一気に減っていて、相手を見切ってしまったんだろう。」
僕らが応援していたロバート・マロキンはダニエル・ディアズ相手に10回スプリット判定負けを喫した。これで23勝16KO3敗のマロキンは実力的には十分這い上がる事は可能だが、ボクシング界という広い海を観察しているファン達の注目の範囲からは外れてしまったね・・・。それでも、僕は彼の今後の動向に注目してみるけどね。」
「ボクシングというのは本当にシビアな世界だね。逆にゴロフキンはますます目が離せない存在になってきた。
メイウェザー戦やマルチネス戦を要求し、ファンやプロモーターからはフロッチ戦を提案される程だ。そんな試合をやりたくても出来ない選手で溢れ返っているボクシング界では、やはりチャンスを呼べるだけのインパクトを起こす事が大切なんだね。
ゴロフキンは8月にはまた試合をしたいようだし、チャべスJrかマーリーとの対戦が予想される。まぁ、どっちもゴロフキンされてしまいそうである。
ところで、前の記事でお話したカーロス・モンソン。
ウィキペディアで調べたら、対戦相手からよく、そんなに強くないし技術も無い、リーチにやられただけという趣旨の発言をされていたようだ。
これはゴロフキンと対峙した相手とは逆の反応だね。
ゴロフキン戦後の選手は口を揃えてアイツは強かったと言う。
例えばメイウェザーと対戦した相手もあまり懲りた印象を受けない。
まぁ、こちらは対戦すれば大金が手に入るので別なのだが、それでも、何か引っかかる部分がある。
個人的な見解をいえば、おそらく、多くの選手はメイウェザーやモンソンが有利な展開から抜け出したり、彼らをそこから引きずり出す事が出来なかったのではないかと感じる。
つまり、身体的・技術的な競争すらさせてもらえないという条件的な駆け引きにつき合わされるために、不完全燃焼な感じが強くなってしまうのではないかと思う。
之は正に原理的なボクシングで、テクニックであると感じる。
相手のコンディション、感じ方、印象、余力・やる気の有無を無視した条件的なボクシングであって、相手は結局何も出来ないというものだといえる。
テクニカルなボクシングがチェスのようだといわれる理由は、相手がこう来たら、こっちはこうするというような方法が多く存在するからであるが、モンソン・メイウェザーのようなタイプは一定の、自分にとって有利な状況・空間を延々と維持する事が可能で、相手がどう出てきてもそれに何かしら対処を施して相対的に同じ状況を保つ事が出来る。相手が打つ手無しの段階に入ったら、詰め将棋の時間で、メイウェザーなどはこれも抜群に上手い。
ある意味、相手にとっても観ている方にとっても恐ろしく退屈に見えかねない代物だが、リゴンドーなどもこれに当てはまる性質の選手ではないかと思う。」
おまけ