Mi Vida Loca | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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 「週末闘うマリナッジのプロモーターでもあるロウ・ディベラがプロデュースする映画のプレミア試写会が行われたようだ。この映画はあのジョニー・タピアについての映画らしい。50セントやレイ・レナードも駆けつけたようである。

ジョニー・タピアについては元3階級制覇者で去年の5月にこの世を去っている。45歳だった。

幼少の頃に目の前で母親をさらわれ、周囲の人に助けを求めるも信じてもらえず、後に母親を惨殺されるという不幸な過去を背負っていた。 以来、リングという居場所以外での彼の自暴自棄な行動には常軌を逸したモノがあり、その生き様はあまりに苛烈でリングネームもMi Vida Loca (我が狂った人生)と呼ばれた。

こんなエピソードがある。 
1998年の12月5日にタピアはガーナのナナ・コナドゥを判定で降し、WBAのバンタム級タイトルを手にした。その夜、道端で5人の男と乱闘になりタピアは警察に捕まってしまう。理由はタピアがホームレスに手で掴める程の札束を恵んだ事から、このホームレスが5人の男に集られてしまったのだ。それを見てフェアじゃないと思ったタピアが乱入し乱闘となったのだ。」


 

 

「全然関係ない話だけど、

 

 週末の試合のファイトマネーは、ブローナーが百五十万ドル、マリナッジが百二十五万ドルらしいね。」


  「タピアならバラ撒いてそうだね。

R.I.P.チャンピオン。」


おまけ


名選手ポーリ・アヤラ

マルコ・アントニオ・バレラ戦も凄かった。