ジャーニーマン② | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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 「我らが日本人選手が世界のトップと対峙した時、やはりフットワークとジャブが足りないなと感じさせる事が多い。
亀海選手vsヨハン・ペレス選手の試合を観たんだが、正にそんな内容だった。」

 「ペレス選手は亀海戦の前にあのスティーブ・フォーブスに勝っているな。」

 
 「もう36歳のフォーブス、有名なジャーニーマンだね。実力はコンテンダーの技巧派だ。しかし、技巧派ゆえに判定までいってしまうし、それは加護されない事だ。

 デラホーヤ、ベルトとも良い勝負をしたし、他に名のある選手にはデミトリアス・ホプキンズカリム・メイフィールドジェシー・バルガスとやっている。

47戦して35勝(11KO)して12敗(1KO)しているね。 
負けた試合に2つテクニカル・デシジョンがあるがそれ以外は全て最終ラウンドまでいっていて、よく勝利を盗まれると耳にするハードラックボクサーだ。
 
ペレスのは10回マジョリティー判定負けを喫しているが、その試合映像がある。
時間がある方は是非自分で採点してみて欲しい。

sweetboxing7



「ところで、面白い記事を読んだ。

 http://www.dailymail.co.uk/news/article-1196479/Pictured-The-battered-bruised-face-burglar-got-wrong-72-year-old-boxer.html

2009年7月の記事で、イギリスのオクスフォード近郊で75歳の元ボクサーが自宅に不法侵入し刃物で襲い掛かってきた暴漢をKOしたという内容だ。

 
 フランク・コルティ氏は自動車関係の仕事を退職した75歳で、元ジュニア・ボクシング・チャンピオンの腕前。

2008年8月18日に近所に住むバーテンダー、グレゴリー・マッカリウムの家で警察が現れるほどのドンチャン騒ぎが行われていた。

 
以前から度々騒音のトラブルで口論になっていたコルティ氏による通報だと思い逆恨みを起こしたマッカリウムは、続く日の朝8時にナイフを持ってコルティ氏宅に侵入。夫人と一緒に居たコルティ氏に切りかかるも、それを避けたコルティ氏の右フックを2発貰いあえなく取り押さえられた。

 
その後マッカリウムは4年半の懲役を受けた。」



 「世の中色んな奴がいるな。」
 

 
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