何処へ | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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「その道でえらく洗練された人は、疲労を通り越して、力が抜けているように見えるね。
物事を抜本的に見直すためには、ある程度のゆとりが必要なのは確かだろうが、そのゆとりのうちに内面的で静かな戦いや改革のある人と、徒に尊大な羞恥心を飼い太らせるだけの人とに別れるね。」


「僕個人の見解としては、疲労とは幸福なものだと思うけどね。」

 

 
「俺も昔は強気な奴だったが、今ではすっかり衰えたもんだ。せっかち者が黄昏過ぎて獣に変身するように。」


 「ところでギャーリー・ラッセルJrの試合が7月にホプのアンダーであるらしいな。」


 
「おぉ、彼とギレルモ・リゴンドーの階級が違うのが惜しまれるね。彼こそ、あのあたりの階級で一番洗練されたボクサーだろう。

ところでダニー・ガルシアとの一戦が予測されるルーカス・マティーセ
僕の予想ではガルシアのKO勝利なんだが、なんか大方の予想はその反対という記事がリングtvに載っていた。まぁ、試合が実現すれば詳細な考察・予想もしてみたい。

エイドリアン・ブローナーポーリー・マリナッジだが、これほどどっちが勝ってもどうでも良い試合も珍しいね。ブローナーはその後、マティセがどういう状況であっても彼とやると実力的に拮抗していて面白い試合だと思う。」


「あのさ、礼儀作法とボクシングって似ていないか?
よく礼儀を武装しているような人をみるけど、やりたい放題やっておいて自分の正当化に余念が無い。目前の事ばっかり捌いて勝手に追い詰められる。誰しもが犯す間違いなんだろうが、それを繰り返さず学びたいものだ。」



 「そうだね。ボクシングも礼節もちゃんと本懐を見失わないように、

                         流されずに流れていきたいね。」
 
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