ボクシング街の殺人 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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 「それにしても、今回の事件は解せないな。」

その日、ボクシング街では異常な事件が発生しホームズは捜査にいき詰まっていた

「一体誰にこんな事が可能なんだろうか?」

 
その事件とは、密室というトリックと被害者の猟奇的なやられっぷりとが合わさった何とも異様な事件だった・・・

 「私には犯人の目星がついているがね。」

 

 「先生、一体どこのどいつなんです? ガイシャの構えに開け閉めした様子が無く、内側からしっかりロックされていた。ガイシャの様子を見てもとてつもない力が加えられている。密室に忍び込んで誰にも気づかれずにこれだけの被害をだすなんて・・・人間業じゃない。」

 「そう、ただの人間ではない。





                   リゴンドーだ。
 
 閉められたドアからではなく、二階にあるこの部屋の窓に跳んで進入できるだけの足腰。(相手が反応すらできない踏み込み)
一振りでガイシャを葬る速く、重く、正確な一撃・・・。全ての状況証拠がそれを示しているよ。」

 「なるほど。でも、どうやってこの犯人を捕まえるつもりですか?

                      あのドネアでさえ

                    捕食されかけたのに・・・。」
 
  「・・・アブネル・マレスならやれるんじゃないか?
 アマチュアの時は10ポイント差ぐらいつけられて圧倒されてるが、プロになってからのマレスは凄いぞ。


アマチュアでオリンピック出場を果たし。
プロ転向後は世界のバンタム級王者を集めて行われたトーナメントを見事制し、
 スーパーバンタムでは何と、

                あのアンセルモ・モレノを圧倒した!
              そして、フェザーに上がって・・・


 あのダニエル・ポンセデレオンを9回TKOでやぶり、
文句無しで本当に価値ある三階級制覇を成し遂げた、認めざるえない男。
今、世界で最も過小評価されているボクサーとまで言われている。」

「マレスはリゴンドーのほうからお断りだそうだ。階級が違うしリゴンは興味が無いらしい。」

「それじゃあ、一体誰が・・・」

  
                                                
                                                その時、
                                      
                      静寂を破って雄叫び名乗りを上げた男がいた



 

 
 「オレじゃっ!!!」 

男の名はビック・ダルチニアン
三階級制覇を成し遂げたレイジング・ブルの異名を持つボクサーだ。
レイジング・ブルと聞いたらジェイク・ラモタを想像してしまうが、ダルチニアンは卓越したテクニシャンである。

バンタム級トーナメントでは早々と姿をけしたし、
ドネア戦以来、アグベコ、マレス、モレノどの試合をみてもチャンピオンクラス相手だと階級の壁というのを感じさせるし
 
 日本でも山中チャンピオン相手に階級の壁にぶち当たった。 

しかし、三階級制覇時代
 
  
波に乗ってたクリスチャン・ミハレスをボコボコにしたりと適性階級では敵無しだった。
そんな彼の最新の試合だがフェザー級の10回戦で相手を4回KOで下している。

「おぉ、なんだか期待が湧いてきた。」


 

 おまけ