リゴン対ドネア予想 | ボクシング原理主義

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ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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姫路のカルマ・ポリス、スモーキング木村です。

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4月20日のカネロ対トラウトのチケットは、カネロの強い要望で10ドルかららしいですね。7,2000席のスタジアムらしいですが埋まるかもしれないですね。


今月30日にモナコでゴロフキンと対戦する石田選手のトレーナー、へナロの弟ルーディー・エルナンデス氏のインタビューがボクシングシーンに。


「石田は身長とリーチに優れた技術がある。そう簡単には打たせないし競る試合になるだろう。」


しかも打たれ強いですしね石田選手。このトレーナーいっつも爪楊枝くわえてますよね。



キース・サーマンは週末ザベックを倒したらブルック対アレクサンダーの勝者かマリナッジとやりたらしい。そのマリナッジはゴールデンボーイからブローナー戦の話があったらしい。


2階級も上だけどライトのミゲール・バスケスのが強そうだしブローナーからしたらおいしい相手ではありますね。バスケスって案外ブローナーより強いかも知れない。




この世で最も尊敬するボクサーの一人であるホプキンズはいよいよクラウド戦。


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クラウドはキャンピロには実質負けていたし実力でいえばホプキンズだけど、やっぱり年齢。48歳!


しかし肉体の衰えとは逆さに進行しているボクシング力。


記録を達成したパスカルとの2戦目のボクシングなんかはハイレベルすぎて震えが来た。涙も零れた!

同じボクシングの都フィルデルフィア出身の偉大なチャンピオンジョー・フレイジャー

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の抱え込む左フックの上下や右との織り交ぜ方。一つのパンチも使い方を変えて多様な戦術性を持っている。相手のペースを崩して自分のペースにする力が発揮された時のホプキンズはメイウェザーと同等かそれ以上のリングジェネラルであると思います。フットワークも含めて一番ボクシングが上手いのはこの人かも知れない。



同じ抱え込む左フックの達人、ノニト・ドネア対リゴンドーの予想。


ドネアは相手がサウスポーだから右クロスが有効で、、「サウスポー殺し」の右回りからのいきなりの右クロスからの左の切り替えしを選で来そう。


ドネアは左パンチを抱え込んだ時点ではアッパーかボディーかフックか決めてない感じがします。

パンチを放つまでは踏み込みと軸の回転に任せて、当たる直前に肘の開きでパンチを選ぶ。

その分相手からしたらパンチが見えない。


そのパンチを抱えたまま相手を追いかけて相手の行動(大体が攻撃)に合わせて頭を動かして打つ。

見た目は雑な攻め方に見えますが優れた攻め方でしょう。しかし、この攻め方腹が弱い。


リゴンドーは自分よりも体勢が低い上に直線に優れている。

ドネアのジャブはどっちかというと「こっちくんなジャブ」なので距離を開ける展開にしたいリゴン相手には使えなさそう。


だからパンチを抱えていったら腹を打たれるでしょう。リゴンのボディ打ちは本当にエグイ。

両者相手の脚を止めたいだろうしボディ打ちでのダウンがありそう。


というかリゴンドーが腹効かせて勝つでしょう。


ドネア、右回りで角度つくるには先ず自分がパンチを当てずとも通さねばならない。でもあのジャブをサウスポーのリゴンに捨てると距離をつくってしまい「あの踏み込み」で打たれるだろうし、近くで無理に打てば被せられるでしょう。ドネアは攻めきれないと予想。



それはそうと、左のダブルを上手く使う選手って少ない。

フレイジャー、デュラン、タイソン、ホプキンズ、トニーの様に、超一流のアウトボクサーですら翻弄するあのダブルを使いこなしたい。



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