ボクサー・スランプ・ストロンガー | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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私を殺さないものは、私をいっそう強くする。


                      ニーチェ



昨日のスパーリングはみんないい動きだった。


ユウキとリュウジのスパーはひとつひとつ技術の精度は欠けてたけど、お互い考えていて面白かった。


ユウキは久しぶりに二人になったのでラーメン食いに行ったら、結構自分なりにボクシングいろいろ考えとるのが分かった。すごい気分屋やけど、脳みその何割かはボクシングに回してるみたいやな。感心。

良いところは考えれるところ、悪いのは考えすぎるところ。


カイセイとタムニーは動きはよかった。

動きそのものの精度は高かったと思う。

前足に円滑に体重を切り替えれていたし、カイセイはジャブに威力があった。

タムさんは左の返しが切れていて、二人ともバランスのキープが良くなったのがわかった。


でも二人とも今まで頼りすぎた差しあいのボクシングよりも攻める・守るボクシングを手に入れようとしているように見えた。体は重く感じたハズだけど、動けてはいた。努めて体に染み込ませたボクシングからの脱却。進歩のために。



テンタは攻める感覚が掴めてきたのが良かった。


シバタは攻撃性は良いけどジャブをあんなに効かされたら良くない。


みんな自分なりのしっかりした考えがあるんでしょう。

悩ましいときもあるでしょう。

でも、基本。原理原則。そこから、思い通りにやっていく。


2人ほど、気落ちしてたのがいましたが、それは自分が出来たことよりも出来なかった事が悔しいからでしょう。現状に満足しない。良い事は良い、でも完璧ではない。そういった高い基準で自分を度外視してるから、もっと強くなれるでしょう。そういう人は悪い日ほど良く学ぶでしょう。


木村は今日も良い事書いたでしょう?




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