競技者としてボクシングする上で、どうしても知っておくべき事があります。
それは、「脳へのダメージ」。
スポーツなので怪我は付き物ですが、ボクシングは常に頭部を狙う分この事を良く考えてディフェンスというものの重要性を認識すべきでしょう。
ボクシングはそういった意味で危険なスポーツですが、全身運動・有酸素運動であるため健康やフィットネス、護身術といった良い効果ももちろんあります。
音楽のようにリズムやタイミングを重視するので楽しさも多い。
しかし、
選手としてボクシングに関わるのであれば、アマチュア・プロを問わず最も重要視されるべき技術はディフェンス系統であるべきでしょう。
キャリアを早めに切り上げるつもりの選手も多いでしょうが、その後の人生を考えてダメージを最小限に抑えておいて損はないでしょう。
世間のボクシングに対しての最たる偏見や誤認は、ボクシングが人を倒すだけの競技であるという事です。 もちろん否定は出来ませんが、ならばそれは同時に身を守るスポーツでもあるのです。
国外の全ての試合の前に必ずレフェリーが言うことがあります。
「Protect yourself at ALL TIMES and obey my command at all times」
(何時如何なる時も自分の身を守れ、そして、何時如何なる時も私の命令に従え。)
つまり、攻撃しあう事はリングという空間においてはもはや前提条件で、ボクサーが意識すべきことは何時如何なる時も身を守ること。 そしてその例外としてレフェリーの指示がある。 つまり試合を捌くのはレフェリーの仕事であり、その他の事は自己責任というわけです。
フロイド・メイウェザーJr対ヴィクトー・オルティスでのKOですが、あれは正にオルティス本人の過失でしょう。
ボクサーに必須の意識は、身を守ること、あらゆる暴力に逆らい自己を保つことではないでしょうか。
上の動画を見て大笑いする、実は凄い防御感を持っていた「石の拳」、ロベルト・デュラン。
