メンタリティー | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
おまけ機能搭載

ボクシングもやっぱり人間のやる事だから波がありますね、


木村です。


メンタルについて。

ボクサーがファイターとやってる時に陥りやすい問題に「相手をみてしまう」というのがあります。


相手に「自分のパンチが効いていない、手応えが無い、相手に求めた反応が見出せない」という風に雰囲気や空気に呑まれて、相手基準で動いてしまいペースに巻き込まれるというものです。


優れたボクサーは前に出ようが、後ろに退がろうが自分のペースで動きます。


「俺はボクサーだ。リスクを背負って大きな一発当てるのも、安全に小さくても確かなパンチを数発当てても同じことだ。パンチの威力でなければ、その数で勝負しよう。」

という風に、結果ではなく自分の行動に意識を集中し、結果は成る様になると割り切ってしまう。


自分が相手の反応が気になる時は「勝負なんだし、どの道相手はポーカーフェイスだ。」と割り切る。


「今」に集中するという事ですが、こんな当たり前の事がリングに入ると消え失せてしまう。




ペースの天秤に働きかける事、そのためにはまず自分を信じないといけないと思います。


これは誰にでも訪れる問題だと思いますが、


不安や、自己への不信、虚栄心から来る悪い想像などは現実になりやすい。


それを拒否する力を身に付ける事が大切だと思います。


なんだか体に力が入らない。

このまま悪い方に流れるか、無理に力んで滅茶苦茶してしまうか。

そういう時は、本当はこんな事やりたくないと思っている時か、自分を信頼出来ていない時で、そこには何かしら自堕落な理由があるものだと思います。


人それぞれその自堕落の定義は異なると思います。


世の中では美徳とされる事が、ある個人にとっては堕落である場合もあるでしょう。

だから、真面目なんだけど実はそうじゃないみたいな事がボクシングやってると良く分かります。



パンチャーもボクサーも、自身に対する信頼が欠如していると実力を発揮できないでしょう。


自分は出来るということを信じるメンタリティーが一番大切だと思います。


そのためには、

とにかく自分の正直で努力してみる。


いい結果が出れば重宝し、悪ければ反省する。


それしかないと思います。


自分を信じよう。


そうできるだけの朗らかさを持とう。







ボクシングコーヒー


俺のパンチが火を噴くぜっ!

とロイ・ジョーンズjr. 




ボクシングコーヒー

しかも、速いぜっ!!!


才能と努力そして自信に満ち溢れたメンタリティ。

観ていて気持ちが良いですね。
カッコいいしね。


おまけ