のびしろバイオメカニクス! | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
おまけ機能搭載

いつかリハビリの先生にパンチの打ち方説明したら生体力学みたいですねといわれた、


おっしゃるとおりです。


木村です。


昨日も四組がスパーリング。


その中の一組が中村トレーナーとタムニー。


プロ前の洗礼! そういえばそんなん俺にもありました。 ボクシングは平等に厳しいですな。


皆、何が出来ていて何が足りていないか、練習するための確かな材料を得られたのでそれぞれ大収穫。


ボクシングは個人競技ですが一人では強くなれず、スポーツ自体の性質上、やはり理解に則った上手な調整とそれを共有・指導・訓練する・されるための信用が必要だと思います。

そういう意味で他の団体性の競技よりもチーム性が重要視されるスポーツだと思います。

なので練習生や選手達の練習の過不足を調えるための働きをするトレーナーの存在は大きいでしょう。

スパーリングという機会を与えられた練習生はやっぱり眼が違う。練習態度も。



ところで、元プロ と もうすぐプロ の間には体重差や経験差はもちろんありましたが、違いで一番明白だったのは


ボクシングコーヒー





「拳の硬さ」。 






これはどうしても差が出るところだと思いました。当たり前の事だけど、プロテスト受験生はその事について一度よく考えてみるべきでしょう。


拳の負担を減らすために手を開いて打つのは合理的だけど、相手にパンチを効かすならちゃんと 「拳をつくってから」 しっかり踏み込み腰を回すしかない。ある種類のカウンターなら固めた拳を突き出すだけでも良いけど、ゆるい握りでは打ち抜けないから加速度運動しても人は倒れないでしょう。



経験上、自分なりのコツをつかむ事は大切だけれど、それに頼っているのみで、基礎的な学習過程を重視しないと「のびしろ」を無くしてるだけなのでいつまでたっても同じ実力でもう伸びなくなる。

どのスポーツにおいても、海外の選手に比べて日本の選手は十代の内はよく伸び世界でもトップクラスだけど、二十代からはもう伸びにくい早熟傾向にあるらしい(結果的に差が開く)。 それは遺伝的なものではなく、やり方の問題である筈です。



ボクシングコーヒー
のびしろ と言えばホプキンズ


46歳4ヵ月で世界王座戴冠を達成した史上最年長王者。



ボクシングコーヒー
ボクシングコーヒー
ボクシングコーヒー
ボクシングコーヒー
ボクシングコーヒー

48歳にして広がり続けるのびしろ。


とにかく、


ボクシングコーヒー
拳はしっかり握ろうぜ。











ボクシングコーヒー

アット・オ~ル・ターイムス!