オールタイマー | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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ノニト・ドネアとギジェルモ・リゴンドーの対戦が4月27日に決まったらしい。


タイトルを統一したいドネアがリゴンドーのWBAのタイトルを獲りに行く。


凄いカード、

スーパーバンタム級の頂上決戦。


本当にボクシングが上手い二人の対戦!



オーソドックス対サウスポーで、同時にフック対ストレートの対決。

構図としては西岡チャンピオンの時と同じですね。


ただ、現在世界最高峰のフットワークを誇る選手二人の対決というのはなかなか観れないでしょう。

ドネアのほうが優れたフットワークを持ってると言う人がいて、俺はその逆だと思っています。

ドネアもリゴンドーも偉大なアリやメイウェザーJr.を想わせる脚捌き。

個人的には、世界で一番フットワークがあるのはリゴンドーだと思っています。






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( 板チョコのような腹筋を見せびらかすリゴンドー。 )




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( 左フックをぶっ放すドネア! )





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( ブロリーの到来に絶望するべジータ。 )



それにしても二人ともカッコいいですね。


惜しまず強い選手達と戦いまくる。

ドネアはこれに勝ったらもうオールタイマー達の仲間入りするんじゃないでしょうか。


本当に凄いなぁ、


強いなぁ。





おまけ

知ってる範囲で、

バンタム級オールタイムグレーツ



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狂った風車

ファイティング原田。


常に強靭な脚を使ってリズムをとり続け、ジャブの連打を駆使して距離をつめることの出来た日本人ボクサー。

距離をつぶした後のボディ打ちやインファイトでの手数と能動性はアメリカンボクシングにも影響を及ぼしていると思う。

俺らの会長の現役時代の映像を観たら、強い脚や手数の多さ、ジャブの連打がファイティング原田を彷彿させた。 

ジャブで距離をつめるインファイターにマイク・タイソンがいますね。

ジャブって本当に大切なんだぜ。



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「ロープ際の魔術師」、「無冠の帝王」


ジョー・メデル。


今で言うところのL字ガードであるショルダーロールとコンビネーションカウンターのボクサー。

いろいろとチャーリー・バーリーみたいだけど、ディフェンス能力ではバーリーが何枚も上。

カウンターする能力はメデル。

そういえば二コリノ・ロチェっていましたね。


ジェームス・トニーってイザード・チャールズとロベルト・デュラン、そしてこのメデルをブレンドさせたようなスタイル。


ファイティング原田をKOで降している。



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「黄金のバンタム」


エデル・ジョフレ。


リカルド・ロペスを彷彿させる右ですね。

左右のKOパンチを巧みに当てるボクシング史に輝く王者。

これぞ王道。

プロキャリアで二敗のみを喫し、その二つともがファイティング原田によるもの。


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親父さんと


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エリック・モラレスやフロイド・メイウェザーJrを思い出させる左の返し。

普遍的な技術。


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メデルを降すジョフレ。






強ええなぁ。








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