30話中、24話まで見ました。
この勢い、止まる感じがないです。
さすが、韓国で視聴率が、50％を超えただけのことはある。
ところで、このドラマを見ながら、私は気が付いた!!
「キム・タック」の人物相関や、キャラクター設定が、
NHK大河ドラマ「平清盛」にそっくりではないか!!と。
正妻の産んだ息子ではなく、
自分の愛する人の子を
後継者にしたいと願う父。
VS 
コソン食品会長 ク・イルチュン 平家棟梁 平忠盛
夫を愛するがゆえに
他の女性の存在が許せず、
自分の息子こそ、真の後継者であると信じる、寂しい正妻。
父に愛され、自分にはないものを持つ兄に嫉妬し、
強い対抗心を抱きながらも、
彼にひかれる、不幸な弟。
VS 
ク家次男 ク・マジュン 忠盛の次男 平家盛
不幸な人生ながらも
男に愛され、男の人生を大きく変える、主人公の母。
VS 
ク家の子守 キム・ミソン 白拍子 舞子
そして、
自分の存在が周囲に不幸をもたらすことに常に悩まされながらも、
人々をひきつけてやまない純粋さと、天才的な才能を持つ主人公。
VS 
キム・タック 平清盛
てなわけで、ね? 似てるでしょ?
というか、「キム・タック」も、「平清盛」も、中心となるストーリーが、お家騒動なわけですよね。
しかし、正直、ここで言っちゃうけど、
「平清盛」、余り、おもしろくないよ…
まだまだ、清盛が活躍してなくて、くすぶってる時期を描いてるからかもしれないけど、
「キム・タック」と比較すれば、面白くない原因は一目瞭然!!
それは…
「憎々しい敵役の不在」です!!
正妻の宗子も、
弟の家盛も、
もっともっと清盛をいじめる憎々しい役だったらよかったのに、
みんな、けっこう、いい人なんだよね～
主人公がひどくいじめられて、それでも素直でけなげだと、
私たち視聴者は、一発でドラマにハマっちゃうのに、な。
史実に即して描く大河だから、
韓ドラみたいに、大げさにはできないだろうけど、
それでも、これだけ設定が似てると、
NHK、ホント、惜しいことしたな、って思います。
今後、
清盛を嫌う、叔父・平忠正や、
藤原摂関家・頼長が、
どんどん清盛をいじめてくれることを期待しています。
あれ?
「キム・タック」について書くつもりが、
「平清盛」について、になっちゃってた。
ま、いいか。
今週中には、「キム・タック」、見終わっちゃうな～
見終わったら、寂しいなぁ。 どうしよ?