東方神起のチャンミンが、
映画に出演するっていうことで、
韓国の?? って思ってたら、
日本映画だっていうことで。
ちょっと原作読んでおこうかな、と思いました。
最近、本を買わなくなった私、
今回も、近くの図書館で借りてきました。
閉架図書になってて、
奥付を見ると、1990年出版って、
もう既に20年以上前の作品だったのね。
倉庫会社に勤務する幸田は、
大学時代からの友人・北川から銀行地下にある金塊強奪の計画を持ちかけられる。
女ったらしのコンピューターエリートの野田、
北朝鮮のスパイで爆弾の専門家のモモ、
向う見ずな北川の弟・春樹、
元エレベーター技師のジイちゃんを仲間に加え、
計画は順調に進むはずだった。
しかし、男たちの過去が複雑に絡み合い、
予想しない困難が、次々と彼らの前に立ちはだかる。
男たちはボロボロになりながらも、
ひたすら計画実行に向けて突き進んでいく…
ハードボイルドで、骨太な作品。
決して読みやすい作品ではないです。
大阪の街の描写とか、
金塊強奪の計画とか、
ダイナマイト製造の過程とか、
とにかく具体的で細かすぎて、
私にはきつかった。
きつい所は、適当に端折って読みました。
で、端折りすぎて、大事なところまで読み飛ばしちゃうっていう…
登場人物のキャラがはっきりしていて、
情景描写が丁寧なので、
映像化したくなるよな、と思った。
特に、最後の強奪のシーンは、
分刻みで描写されていて、
緊迫感が伝わってくる。
この、硬派な作品が、
一大エンターテインメントとしてどのように映画化されるのか、
まあ、全然別モノと思った方がいいんだろうな。
ちなみに、チャンミンが演じるモモは、
身を隠すため女装するっていう設定で、
その女装が似合わなきゃいけないんだけど、
身長が186㎝もあるチャンミン、
どんなに美形でも、
そこん所は無理があるよなあ。
身長だけで、目立って仕方ないよ。
ちなみに、映画公開は11月で、
まだプレの状態ですが、公式HPはこちら↓です。