恐れてる時間が。
無い無いと
在るものを大事にしない時間が。
必ず明日がやってくる訳じゃないんだから。
ずっと永遠に明日がくるような錯覚があるけど
いつか明日が来なくなる。
何年か先かもしれないし
何十年先かもしれないけど、
次の瞬間かもしれないの。
自分もそうだけど、
生きているモノ全てにそうなのだから
いつものあの人や
いつか会いたいあの人も
明日必ず会える訳じゃない。
話せる訳じゃない。
どんな幸せも幸せだけど
体験したい事
表現したい事
見たい景色があるなら
自分から動かないと。
自分から理解しないと。
自分から手放さないと。
自分から信じないと。
膝を抱えて泣いている自分が
まだ知らない世界を
見せる事が出来るのは自分だけなんだから。
だってさ、
何にも言わないで
本当の事は言わないで
どうやって見つければいいのよ？
どうやって助ければいいのよ？
どうやって理解すればいいの？
黙って膝を抱えていても
助けて欲しいって事さえ、
誰にも届かないままだよ。
自分にさえね。
助けて欲しいとか
辛いとか言う事は弱さじゃない。
むしろ強さでしょう。
今を生々しく生きる事は強さでしょう。
大丈夫。
この世界は思っているより遥かに
強く、優しく、柔軟だから。
恐れたまま
この世界で
使える命を、歓びを使う事なく
明日が来ない日を迎えるか、
今に命や歓びを込めるかは
自由。
私は後者で在りたいです。