テレビはチャンネル変えると大谷の話題ばかりが放送されている。放送されている理由は大谷を扱うと視聴率がいいというのが最大の理由。大谷に嫌悪感を抱く人は少ないということだろう
またやっていることが凄いのに、その凄さを感じさせないというのも大谷翔平選手の凄いところ。簡単に二刀流というが、簡単に出来るものではない。通常投手は投手の調整と練習、野手は野手の練習と調整があり両方行うと体が壊れるであろうと考えられている。
しかし、大谷選手はその調整を難なくこなして野球に掛けられる自分の時間をかけて真摯に向き合っており、その姿勢が人を引き付ける要因である。日本での大谷に関する報道はかなりの過熱ぶりである。
大体日本時間で朝の１０：３０からエンゼルスのホームゲームがある場合放送される。ビジターや変則日程の際は朝５時ぐらいの時もある。それでも早朝のニュースは速報などと言って試合の途中経過を挿入する。
午後のワイドショーは終わった試合の結果とサイドストーリーをうまく混ぜて放送しているので、大谷はいつでも試合をしていると思っているかもしれない。日本の情報番組が一日中回して放送しているので大谷はいつ休んでいるのか？と思う人もいるかもしれない。
ＷＢＣで日本が優勝したということも大きい。ある試算では経済効果６５４億円ということなので大会が終了した現在でも出場選手の活躍は報道され続けている。特にエンゼルスに入団してから日本で試合を行ったことがない大谷が侍ジャパンで日本に帰国、そして他国と試合するという国際大会が行われたのでこれに日本列島が揺れないわけはない
実は大谷が報道されているが、日本のプロ野球も毎日熱戦が行われているのに放送はスポーツニュースのみ、一般ニュースでは余程の記録にならない限り報道されることはない
これは残念なことだが、大谷選手以上に人間的魅力がある選手がいないということの裏返しとも言える。