プロ野球が3月31日に開幕してから一か月が経過しました。巨人の順位は5月1日の時点で11勝13敗の借金2の5位で5月に突入しました。どうしてここまで停滞してしまったのか?考えていきます。
打線が固定できない
巨人が今年組んだ打線は20試合経過した時点で18通り、オーダーが固定できないと何故よくないのか?その理由は以下の通りです。
1. 選手も役割がはっきりせずモチベーションが上がらない
2. 作戦が立案できない
例えば前日の試合では一番を打っていたのに今日は六番ということでベンチは自分の事をどう考えているのか見えなくなり、猜疑心を抱いてしまうことにもつながります。そのためチームが一つになることが出来ないのです。
打線のつながりも期待できず、得点力もアップできないのです。その証拠として5回の完封負けを献上しました。相手投手がエース級ということもありますが、大抵は失点を積み重ねて自滅して終わって行った試合ばかりです。
ローテーションも固定できない
2023年こそ働いてくれると想定していた菅野が開幕直前に右ひじの張りを理由に離脱してしまいローテーションに狂いが生じ、そのため先発候補だったビーディを急遽、開幕投手に起用する形となりました。
巨人にとって運が悪い出来事がもう一つありました。それは、エースのもう一人戸郷がWBCに選出され開幕に間に合わず開幕投手として使えない状態となりました。
そこで現状開幕に間に合いそうなメンバーを選出してローテーションを組み戦うという苦渋の決断をしました。
戦力がいない中で借金2は上出来だったと考えて良いでしょう。今後は現在ファームに沈んでいる先発起用を期待される投手が一人でも多く一軍へ上がってくることを期待するしかない現状です。
まとめ
先発ローテーションと打線が確定することが出来るのであれば浮上できることは間違いないでしょう。この二つが固定できない状態が続くと今年もBクラスという可能性があります。
現状の戦力では3位が妥当ではないかと思います。