これからアーティストビザを取りたいあなたへのSui 流アドバイス。 | Suiの超私的NY通信〜変容の旅ブログ〜

Suiの超私的NY通信〜変容の旅ブログ〜

New Yorkでモデル→女優として活動中のSui Nakashima/雛衣(Sui)のOfficialブログです。

皆様。明けましておめでとうございます。とりあえず今ここに向かいながら決めた今年の抱負の一つはブログ更新を週に1度はする。真顔継続は力なりっていいますもんね。よし。頑張るぞグー

 

さて。2021年一本目のブログとなる今日はモデルを続けていく上で、というかニューヨークでアーティストビザを取り、グリーンカードを取得するのに一番(?)と言っていいほど大事だったと思えることについて少し話そうかなと思う。これからモデルに限らずアーティストビザを目指す人へのアドバイスというか。(まあ、ためになるかならないかはその人の状況や職業により少し変わってくるけれども。)あくまで自分の経験から語れるものを語ってみます。あくまでこれは私の哲学からきているものですのであらかじめご了承頂き。

 

私がビザを取れたのはおそらく諦めなかったから。最後まで自分を信じたから。腹くくってたから。

この3つに限ると思う。

すごく漠然としていて、全く参考にならなくて申し訳ないのだけれど、正直ビザに限っては100%これやったら絶対受かる、という成功論は存在しないと思っている。

でもだからと言って、諦めなきゃいけないわけじゃなくて他力本願を一切やめて腹を括った人はわりかし取ってる気がする。周りを見ても。

 

結局やっぱり全ては自分なのだと、心底思う。実体験からそう確信している。

 

過去、いろんな知り合いにビザやグリーンカードのインタビューのアドバイスもしたことがある。私の答えはいつも同じ。自分を信じる。自信を持つ。

でも謙虚に。面接官に媚びる必要はない。だって、私たちは義務をきちんと果たして堂々と権利をもらおうとしてるんだから。そして嘘は絶対ついたらだめ。

書類も正々堂々と勝負する。そうじゃないと、どこかでビクビクして自信のない自分になってしまう。相手は思った以上に、あなたのことを観察しているしエネルギーも敏感にキャッチする。私よく自分の弁護士さんに「絶対偽造したらだめよ!」って言われてて、まずモデルだから偽造とか無理だし、それより前にそういうタイプの度胸はありません(汗)って答えていた。でも最高のアドバイスを頂いて正しい弁護士さんに巡り会えて本当に私はラッキーだったと思う。

 

ビザがない時、よく、「なんで私はグリーンカードの抽選に当たらないんだ」と思って若干ふてくされていた。羨ましくみていた。

でも今振り返ると、自力で脳みそだしながら(比喩です、もちろん 笑 ※ちなみに脳みそ出そうになっていたのはアーティストビザの更新の書類とグリーンカードの書類の準備を同時進行していた時期、かれこれ2−3ヶ月ほど 2016年後半の話。)でももう覚悟決めて腹を括って、これでだめなら全て諦めて帰ろうと思ってやったら、宇宙が味方してくれた。

 

というか、自分を信じてどんだけ辛くても諦めずに自分の手でやれるところまでやった。(取得してる人はみんなそうだと思います。)

ただ、それでもやはりその道が違ったら落ちることもある。でも一番大事なのは、これ以上はもうやれない、ってところまで自分で頑張ることだと思う。

 

私は2008年にニューヨークへ来てかれこれ今年で12年(まだまだ)だけれども、他力本願で成功している人はみたことがない。

みんな必ずどこかのタイミングでこの街、宇宙に自分を試されるタイミングがあると思う。どれだけチャンスを引き寄せられるか、そしてそれを掴めるか、それはやっぱり最終的には自分次第なのだ。

 

今全くゼロで何から始めたらいいかわからなくても、リサーチしたり、その道の人に聞いたり、弁護士さんに会って(今だったらZoom?)無料コンサルタント

やったり、やれることは沢山ある。例えば一人目の弁護士さんに全くだめだ、と言われてもそれで諦めないで欲しい。私は実は3人目の人が頑張ってみようか、と言ってくれた。しかも50%/50%と言われた。それでも別に失うものも何もなかったから、やると覚悟を決めた。そして取った。そして2回目も取った。そしてグリーンカードも取得した。基本的に絶対受かると言われたことは一度もない(自慢ではないですが笑)。ただ、自分で感覚的になんかいける気がする。まだ私は日本には帰らない。って直感的に思っていた。そしてその通りになっている。書類を出すタイミング等も大事だと思う。

面接の場所も私は基本的に自分の直感に従って決めた。こういう時こそ、自分の感覚を信じた方がいい。ある特定の場所での面接が受かりにくいとか、いろんな情報が飛び交っていると思うけれどそれはあくまでその人の経験がそういう発言をさせたものでみんなに当てはまるわけじゃない。

 

自分で色々リサーチして最終的には他人の言葉じゃなくて心がなんか惹かれる場所に自分の大事な将来を委ねるべきだと思う。

 

特に今またコロナ状況下で大変な中、先の見通しも全くつかない中一番あてになるのはやはり自分の感覚だと思う。

情報収集やアドバイスを求めるのは大事だけれど、本当は全部自分が知っているはずなのだ。時代が変化していっている今こそ、先が見えない、過去の例があてにならない今だからこそ、自分の感覚をもっと磨く必要があると思う。

 

ちょっと自分に聞いてみるといいかもしれない。

 

今年ビザに挑戦しようとしている人は、「なぜアメリカでないとだめなのか?」「なぜ自分は取りたいのか?」そしてやる前から絶対に諦めないでほしい。

ついつい精神論になってしまうのだけれど、起点は全部そこだと思っている。しがみつかずに覚悟を決めて黙々とやってみる。どうしてもこれがないとだめっていう執着でなはく、ただ無心にやって運を天に任せるてきな気持ちで。そうすると何かしら見えてくる。

自分のスタンス次第で必ず結果は変わってくる。大変なことを一つ一つ気合入れてクリアしていくとそれに伴い自分にも自信がつく。今書いていて、宇宙とシンクロするというか、ダンスするというか、なんかそういう表現が浮かんできた。

2021年がみなさんにとって夢へまた1歩、2歩でも近づく1年になりますように。そして私自身もさらに精進する1年にしますグー

引き続きコロナの1日も早い終息を願いつつ。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2021年元旦 Sui Nakashima /雛衣